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国重要文化財「旧木下家住宅」保存修理について2 (組立工事)

掲載日:2017年11月2日(木) 印刷

  勝山市北郷町上野にあります国重要文化財「旧木下家住宅」は、平成28年3月より半解体修理に入りました。180年の歴史を誇る旧木下家住宅ですが、本格的な修理工事は初めてで、重要文化財の本格的修理としては県内でもめったに例がないので、このホームページにて修理の様子をお知らせしていきたいと思います。

 「旧木下家住宅仮設工事・分解工事」は終了し、続いて平成28年12月からは「旧木下家住宅組立工事」に取り掛かっています。全ての工事が完了するのは平成30年度末になる予定です。

以前の仮設工事・分解工事の様子はこちらです。

 

 11月3日(金・祝)4日(土)に「重文古民家茅葺き体験」を開催します。皆様のご参加をお待ちしてます。詳しくはこちらです。

 

H29.10.30

  

   茅葺きのための下地を整える         茅葺き体験用に部分的に茅を葺く

H29.10.18 旧木下家 上棟式

  

      棟梁が振幣を行う          四方がための義で、酒、米、塩を置く

  

最上部に上り、上野区長、教育長による槌打ちの義      棟札飾り取付

H29.10.16

  

  破風を固定するための留め金具を確認      北側破風より組みあがった扠首

H29.10.10

  

 旧材の扠首の合掌部分。印が付いている       新材の扠首の合掌部分

H29.10.2

  

   分解していた扠首を取り付ける         オガラ(麻ガラ)を納入する

H29.9.25

  

  南東角の腕木 完成後は隠れてしまう       屋根裏の部分に足場を設ける

H29.9.19

  

   ウマヤ部分の建物が組みあがる       虫食い材の断面 シバンムシ類の害か

H29.9.11 

  

  新旧の梁 新しい方は装飾的な模様    新旧の材の結合 模様もなるべく合わせている

H29.9.4 旧木下家住宅調査整備指導委員会

  

旧木下家住宅調査整備指導委員会の現場見学     ウマヤの耐震基礎完成

H29.8.27

  

  柱を下ろす際に高さ調整で鉛板を入れる    鉛板はそれぞれの形に合わせて変化する

  

   鉛板なし 石の形に合わせている   北側の一部の柱は浮いており今後調整される予定

  

 ウマヤ 礎石の高さを調整しコンクリで固める    オイエの芋穴を砂で埋めて保全

H29.8.23 揚げ屋定着作業

  

         ジャッキや枕木を使用して揚げ屋を下ろす作業を行う

H29.8.21

  

    元の材と取り替える材          材の表面はこの釿(ちょうな)で削る

  

   元の材 荒く斜めに削っている         取り替える材装飾的な削り方

H29.8.7

  

  礎石と柱の間に入れる鉛板。これを重ねる     大きな柱の下を支えるウマヤの礎石

  

 ウマヤ礎石。手前の三角の石で高さを調整       礎石と柱に合わせた鉛板

H29.7.31

  

  金輪継にて新旧の材を接合する      釿(ちょうな)という道具で柱の外側を削り整える

H29.7.24

  

耐震補強のためウマヤ周囲にコンクリートを入れる   元の材の曲線に合わせて加工する

  

 使用されていた材と新しい材を合わせるため、伝統的継手の中でも強固な金輪継の形に加工する

H29.7.18

  

 ウマヤ周辺の調査のため井桁の位置を移動    下層遺構面にも礎石の根石は残る

  

   ウマヤ隣の敷石を取り除いた跡        礎石の根石を取り除いて整地する

H29.7.10

  

  ウマヤ北東部柱の礎石の下の根石群      ウマヤ等で発見された縄文時代の石器

H29.7.3

  

  柱と礎石の間に入れ高さを調節する鉛板       遊び心のある柱の補修

  

ウマヤ全景(上が東)。中央に遺構保護の土嚢を設置   ウマヤ柱の礎石の下にある根石群

H29.6.26

  

  ウマヤ 木下家の前身の建物の遺構面か      ひょうたん形の埋め木

H29.6.19

  

 埋め木 柱の上に載る木部で埋める前     穴の大きさ、形に合わせた様々な埋め木

  

   上手く木目も合わせている        埋め木は僅かに浮いているが年月を経て平らに

H29.6.12

  

  鉛直ブレース代わりの三角の木材部         ウマヤの現状

H29.6.5

  

使用されていた吊り縄(下)と試作したもの(上)     新規木材は焼印を押し、古色に塗る

   輪の部分は2本編みで根本は3本

  

   接する材に合わせて形をとる        一定の間隔で型をとった木片を使用している

H29.5.29

  

      柱根の補修            周りの白い部分は虫食いがあるが、

                       真ん中の赤い部分は食われていない

H29.5.22

  

  真弧(まこ)を利用し礎石の形をとる       真弧の形を補修する材に写す

  

  礎石の上に補修材を合わせる           合っていない所を微調整

H29.5.15

  

   根継補修 ぴったりくっつける

  

    削って微調整を行う            石灰を使用し束石の据え直し

H29.5.8

  

 火棚の吊縄の結び目は再現は難しいという   古色の塗りのサンプル 上はケヤキ、下はスギ

        

 古色のサンプルを比べてみる          底面は滑らかに「ひかりつけ」をしている

H29.4.24

  

 排水路を構成するの石には○をつけている      狭間石は石灰で補強する

  

礎石の周りには石を詰めて礎石を安定させている  虫食いが多少あっても使用できるという判断

H29.4.18

  

    側面にほぞが彫ってある          斜めに彫ってあり外れにくくなっている

H29.4.10

  

  傷んでいる周辺部分のみ取り除いている     柱の底をきれいに整える

H29.3.24 27

  

    大野市教育委員会視察         旧木下家住宅調査整備指導委員会視察

H29.3.21

  

   傷んでいるため下部は切って接ぐ          礎石には墨で十字の線

  

  礎石の形に合わせて「ひかりつけ」て削っている    左の写真と同じ柱

H29.3.13

  

   底面が傷んでいる西側の柱         柱と石の間の成分不明の黒い物質

☆お知らせ☆ 見学会と動画

 3月7日に揚げ屋作業が行われましたが、その後の姿を公開するため、3月18日(土)午前10時と午後2時に見学会を行います。お申し込みは勝山市役所史蹟整備課 0779−88−8113 まで

詳しくはこちら

 

 3月7日の揚げ屋作業の様子を動画(100倍速)でご覧ください。リンクになっているのでクリックしてください。

・1階西側より

・2階西側より

H29.3.7 揚げ屋作業

  

    礎石から柱が持ち上がる         レールの下に枕木を入れて土台に組む

  

    揚げ屋後のオイエ付近              揚げ屋後の床の間     

 H29.3.6

  

     レールを持ち上げるジャッキ          揚げ屋作業の準備完成

H29.2.27

  

  梁は長い丸太、胴差しは短い丸太で支える     建物の材を傷めないようにしている

H29.2.20

  

 揚げ屋準備で、レールの下に組み上げた枕木    玄関入口便所。深さはこれより60㎝下がる

H29.2.17

  

   揚げ屋作業の準備。枕木とレール         滑車を使用しての重いレールの運搬

H29.2.14

  

  玄関入口便所の屋外部分を掘り出す         柱礎石に近い為、後で埋め戻すか

  

オイエ北西の石組を発掘すると昔は芋穴であった      イロリ付近にも芋穴を新たに発掘

H29.2.6

  

 便所の側面 並べた石の上に板を渡したか     便所隣に炭の跡 風呂焚きの炭か

H29.1.31

  

 玄関付近のタタキを剥がすと便所を発見      直径1.9m、深さ1.9mの便槽。外から汲み取り

 

H29.1.23

  

 ウマヤ東側石垣。崩れないよう補強する予定  土間や土座はタタキ仕上げ。土座は土間にムシロ

                              を敷いていたと考えられる

H29.1.16

  

    晴れてくると雪が落ちてくる覆屋      古いタタキの上に新しいタタキがある。

                      さらに下には以前の家のものと思われるタタキ。

  

 玄関付近。土間(左)と土座(右)に分かれる   その境には木片が残り、木材で仕切っていたか

H29.1.10

  

   ウマヤの全景。芋穴を完全に撤去       通常馬は手前にいて、奥は出入り用のスロープ

  

 オイエ西北の石組み。米かち場の可能性?      柱に刻まれた床面を表す「のみ」の跡

H28.12.26

  

      ウマヤの芋穴を解体中            芋穴を一部解体。ウマヤの石組みを確認する

  

米かち場。手前の石組みも内部の米かち場か?        北方向からの見下ろす

H28.12.19

  

   養蚕用暖房の上部に束の跡              覆屋遠景

H28.12.12

  

  囲炉裏 「×」を付けた石は撤去する         カミベンジョの便器

H28.12.12

  

     オイエ床下の囲炉裏             養蚕用暖房装置の説明

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史蹟整備課

  • 電話番号
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