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平成29年9月定例市議会招集あいさつ

掲載日:2017年9月7日(木) 印刷

本日ここに、平成29年9月定例市議会の開会にあたり、市政運営に係る諸課題について所信の一端を申し述べますとともに、9月補正予算案の概要について申し上げます。

今年は、全国的に長雨が続く天候不順な夏となっており、県内においても8月に入り、台風5号等により局地的な豪雨に見舞われ、土砂流出などの被害がありました。

勝山市においては、8月25日午前に福井県嶺北地方を襲った大雨で、大雨警報発令後、局部的に1時間に30ミリから50ミリを超える激しい雨が2、3時間続き、土砂災害警戒情報が発表されたことから、午前11時10分に市内10か所で避難所を開設するとともに、「避難準備・高齢者等避難開始」を市内全域に発令をいたしました。その内、6か所の避難所に住民27名が一時的に避難しましたが、全員が夕方までに帰宅するなど大事には至りませんでした。しかし、降り始めからわずか3、4時間ほどで土砂災害や浸水が発生しやすい目安である総雨量80ミリを超えて、全域で100ミリから150ミリに達したことから、建物への一部浸水等が数件と、市内各地で道路、農地の冠水や土砂流出が発生し、交通網に乱れが生じる等、市民の生活に影響を受けました。また、農作物等も8月の天候不順に加えて今回の豪雨による影響も心配されるところであります。

このたびの豪雨につきましては、当市は幸いにも大災害に至りませんでしたが、これからの台風シーズンに向けて、「豪雨災害は、いつでも起こりうる」という危機意識を持った、万全の注意が必要であります。人的被害を最小限に食い止めるため、災害が予想される状況においては「空振り」を恐れず、的確に避難情報等を発令するなど、今回の大雨や過去の災害を教訓に活かさなければなりません。

 

次に、中部縦貫自動車道 永平寺大野道路の全線開通について申し上げます。

去る7月8日に、中部縦貫自動車道 永平寺大野道路の全線が供用開始され、同日開催された開通式典には、国、県、沿線自治体関係者をはじめ、工事関係者並びに地元関係者、約400名が参加し盛大に行われました。

また、式典に先立ち、開通記念イベントとして、ハイウェイウォークや左義長ばやし等の催し、沿線自治体からのふるまいなどで、式典が盛り上がりました。

本道路は、現在供用を開始してから約2か月が経過しましたが、その通行量の多さには目を見張るものがあり、特に土日祝日においては顕著に表れており、この道路が市民の生活はもとより、観光、産業にとってもいかに必要であるかを物語っています。

このようなことからも、大野油坂道路区間の早期完成に向け、引き続き要望活動等を活発に推進して、東海北陸自動車道との接続により、中京圏との時間短縮による本市の更なる飛躍につなげていく所存であります。

 

次に、今年の夏は白山開山1300年祭のイベントを中心に、観光客の入り込みが増加しています。まず、7月15日から17日の3連休に白山平泉寺開山1300年記念イベント「音楽と食の祭典」が開催され、精進坂前でのグルメイベントと拝殿前の特設ステージでの雅楽、ジャズ、クラッシックなどの演奏、および宝物殿の無料開放など盛りだくさんの内容で、3日間で約1万人の人出で賑わいました。

また、7月30日には同じく記念イベントである白山太神楽(だいかぐら)姫神(ひめかみ)コンサートが開催され、約800人の観客が平泉寺小学校の生徒との合唱によるコラボや、金沢工業大学の協力によるプロジェクションマッピングを楽しみました。 

白山平泉寺は1300年祭のアピール効果と地元平泉寺区をはじめとする1300年実行委員会等関係者の努力で、多くの観光客が訪れており、白山平泉寺歴史探遊館「まほろば」の入館者数も、前年同期よりも約2万8千人も多くなっています。今後も平泉寺全体において、この増加傾向は続くものと推定し、その対応等について地元平泉寺地区と協議していかなければならないと考えています。

次いで8月3日から8月16日までは、まちなか誘客をめざす新しい夏のイベント「勝山灯りまつり」を開催いたしました。今年は竹を活用した「竹灯り」をメインに通りを彩り、花月楼、大清水、大清水公園を中心とした、夜のまち歩き空間を演出いたしました。

今年度は、恐竜博物館に8月末で約49万4千人の来館者があり、同時期で昨年より劣るものの、恐竜による集客力は継続していると考えます。

また、かつやまディノパークにおいても8月11日から16日までの6日間、夜間にライトアップしたナイトディノパークを開催し、その間1万8千人を超える来園者があり、日中と違った魅力を提供いたしました。

一方、繁忙期の渋滞状況につきましては、お盆の期間、8月12日から8月15日には連日1万3千人程度の来園者があり、一番多かった8月15日にはJAテラル越前中支店まで約2.7㎞の渋滞が発生いたしました。

渋滞緩和の対策としてパークアンドライドをジオアリーナと越前大仏駐車場の2箇所で実施したことや、公園内の駐車場を整備拡充したこと、さらには来園者数が平準化したこと等により、昨年よりは渋滞の緩和を図ることができました。

さて、一昨日の福井県議会において、西川知事は提案理由説明の中で第2恐竜博物館の立地場所の候補として、現在の博物館の隣接地または近接地が望ましいとの表明をされました。

第2恐竜博物館が長尾山総合公園内またはその周辺に整備されることになれば、市民とともに大変喜ばしく思います。当市として、今後とも、博物館を訪れる方の利便性向上に努めるとともに、恐竜を活かしたまちづくりに取り組み、福井県のダントツブランドである恐竜をさらに発信できるよう様々な施策を展開していく所存です。

すでに具体化している計画として、博物館前に建設中の来年4月オープンを予定している「ジオターミナル」、および32年度オープン予定の「道の駅」において、食事、物販はもとより、県内自治体との連携のもとに広域観光ガイダンスを充実させてまいります。

さらに、今後の新たな展開として、博物館入場券の半券を活用した県内飲食店等の割引などのサービス事業の実施を検討し、また、次世代に向けて、市内小中学生が恐竜博物館を活用したジオパーク教育やユネスコスクールによるESD等にも積極的に取り組み、県および県立恐竜博物館と一体となった施策に取り組む所存です。

 

次に、スポーツにおいて、山口茜選手に続いて、同じく平泉寺町出身で勝山南部中学校から埼玉栄高校に進学した高校3年生の大林拓真君が7月29日から8月3日に山形県の鶴岡市で開催された全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会において、男子シングルスでみごと優勝いたしました。また、8月31日から9月3日にインドで開催されたバドミントンインドジュニア2017の大会においても混合ダブルスで優勝を果たしております。福井国体や東京オリンピック出場につながる二人の活躍を心から祝福し、今後も市民一丸となって応援していきたいと思っております。

 

次に、開催まであと380日あまりとなった「福井しあわせ元気」国体・障害者スポーツ大会の準備状況について報告いたします。

競技面においては、今月10日にウォーキング競技プレ大会を長尾山総合公園で開催いたし、11月17日から19日にはバドミントン競技プレ大会をジオアリーナで開催いたします。先のクレー射撃競技プレ大会での経験を踏まえつつ、大会運営に怠りのないよう準備を進めてまいります。

また、市民の意識高揚と活動協力については、市民ボランティアに目標の100人を上回る144名の応募があり、早速、先のクレー射撃競技プレ大会で活躍いただきました。さらに花いっぱいによるおもてなし運動として花苗栽培に協力をいただくディノフレンズ花づくり部には84名の市民の応募があったほか、学校や公民館、地域の皆さんの協力による花づくりに取り組んでいるところであります。

今後も区長会や地域の皆さんの協力をいただき、花いっぱい運動を積極的に進めるとともに、道路環境美化活動など市民運動を盛り上げて、大会までのイベント開催や継続的なPR活動を行なって国体への気運を高めてまいります。

 

次に、地方創生推進に向けて計画している映画制作の支援について申し上げます。

この映画は『ローカル線ガールズ』「~私、故郷に帰ってきました!」のタイトルで、勝山市出身の河合広栄さんがプロデュースをする作品で、「ふるさと回帰」と「家族愛」をテーマに完成度を高め、劇場公開を目指しています。

都会から故郷に帰ってえちぜん鉄道のアテンダントの仕事についたヒロインが、懐かしい風景や伝統行事を背景に、クライマックスで大きな役割を果たし、仕事の厳しさ、上司や仲間との心の交流、家族の絆など、「ふるさと回帰」の琴線に触れるストーリーとなっており、勝山市をはじめ、えちぜん鉄道沿線をロケ地にして撮影する予定です。

都会に暮らす地方出身の人たち、子どもを都会に送り出したお父さん、お母さんなど、多くの方々にふるさと回帰の心情を呼び起こしたいと考えます。また、沿線市町、民間企業、報道機関、勝山市フィルムコミッション等に、ご支援ご協力をお願いして製作委員会を立ち上げ、映画の中でえちぜん鉄道沿線の美しい自然や、沿線自治体の多くの観光資源をPRすることにより、福井県の素晴らしさをアピールし、福井県への観光誘客効果も目指します。

映画完成後は、来年度各地の映画祭や映画館で公開するほか、ショートムービーの作成により、今後のUターン施策や定住促進、さらには市内企業の人材確保に向けた地方創生推進交付金事業のツールとしても活用してまいります。

 

次に、平成28年度普通会計決算における主な財政指標について申し上げます。

財政構造の弾力性を判断する指標である経常収支比率は、算定の分子となる経常経費充当一般財源は前年度とほぼ同額となりましたが、算定の分母となる経常一般財源等については、平成27年度好調であった法人市民税の影響で市税並びに普通交付税が大幅に減額になったことなどから、当市の経常収支比率は前年度から5.6%上昇し、平成26年度決算と同じ98.6%となりました。

一方、地方財政健全化法に基づく健全化指標については、いずれも早期健全化基準を大きく下回っており、極めて健全な数字となっております。

 

本日の定例市議会に提案いたしますのは、平成29年度勝山市一般会計補正予算(第3号)を含む11件であります。今回の補正予算の主なものは、先程の映画制作の支援を含めたふるさと回帰事業や「九頭竜川勝山鮎」のブランド化等、国の地方創生推進交付金を活用した2つの事業を新規に行う他、国の補助事業確定に伴い所要の額を計上いたしております。

 

提出いたしました11件の議案につきましては、後ほど関係部長がそれぞれ提案理由を説明いたしますので、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願いを申し上げます。

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