「ふるさと元気博物館」
勝山市エコミュージアム
Ecomuseum in Katsuyama city,Fukui

[エコミュージアムって?]  [勝山市エコミュージアム推進計画]  [勝山市エコミュージアム協議会] 
[平成18年度”わがまちげんき創造事業”提案事業一覧]


☆エコミュージアムとは?

 1960年代、フランスにおいて地方文化の再認識および中央集権からの自立という思想から誕生したエコミュゼの英訳である。いわばフランスにおける文化的地方分権として行われた地域博物館活 動である。エコロジー(生態学)、とミュージアム(博物館)の合成語で、日本語 では「生態、環境博物館」と意訳されています。日本ではまちづくりの手法とし、 地域の特性を生かしながら活用されています。

☆勝山市におけるエコミュージアムの位置付け

 勝山市エコミュージアム推進計画は、勝山市総合計画の基本計画に基本プロジェクトとして位置付け、21世紀の勝山市の基礎となります。


《豊かな遺産と資産》
 
 勝山市は、緑豊かな加越の山並みや九頭竜川の流れなど豊かな自然環境に恵まれています。また日本有数の恐竜化石発掘地や中世宗教都市が復元される白山神社平泉寺などの歴史的遺産、300年の伝統を誇る左義長まつりや年の市など伝統文化遺産も数多くあります。繊維王国福井をリードしてきた勝山市の繊維産業の歴史を色取る様々な産業遺産も、市街地各地に残されていますし、さらには世界でも屈指の恐竜博物館や勝山城博物館、越前大仏や西日本最大級のスキー場スキージャム勝山を核とする法恩寺山リゾートなど、学術的な施設や観光資源にあふれています。

《魅力あるふるさと空間を創造》

 勝山市の将来像である「白山文化交流都市」を具体化するため、豊かな遺産を有機的にリンクさせ、総合的な活用、運営を図るなかで、新たなふるさと空間を創造していく必要があります。この新たなふるさと空間が、エコミュージアム「かつやま・まるごと博物館」であり、これを創造するために市民と行政が一体となり、遺産の再評価とさまざまな有形、無形の文化の再発見を行います。


《市民と共に創るまるごと博物館》

 各地域が既にまちづくり運動として取り組んでいる内容を"遺産"ということを重点に更に深めると同時に、エコミュージアムという言葉で広域的にネットワークを図っていきます。即ち、市民の人たちが自らのまちに愛着を持ち、自然、歴史、伝統文化、あるいは産物、人的ネットワークといった地域の資源を再発見し、それらの新しい価値を見つけ発展させ、地域の誇りと自信を取り戻すことがエコミュージアム形成の課題であります。そして、市民の方々とプロジェクトチームを立ち上げ、ふれあい市民や学識経験者のアドバイスも受けながらエコミュージアム実践プロジェクトを具体化し、地域の活力の再生につなげていこうと考えています。

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●勝山市エコミュージアム推進計画策定に至る経過

 勝山市のエコミュージアムを推進していくにあたり、その指針となる「勝山市エコミュージアム推進計画」を策定するため、平成13年10月10日に勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会が発足しました。
 以降、幾度の会議などを経て、平成14年10月に「勝山市エコミュージアム推進計画」が完成。完成に至るまでの経緯は以下のとおりです。

策定された「勝山市エコミュージアム推進計画」を見る(PDFファイル1.72MB)→

年月日
事業内容
平成13年     

3月30日

エコミュージアム講演会(勝山ニューホテル)
講師 澤近十九一氏 「勝山エコミュージアム構想」

7月17日

エコミュージアム講演会(勝山市教育福祉会館)
「勝山の宝物とエコミュージアム」

18日

エコミュージアムに関する打合せ
澤近十九一氏、今泉吉晴氏、高田公理氏と市長以下市関係者

9月12日

第1回庁内調整連絡会

21日

エコミュージアム検討会
(各地区まちづくり団体等の代表者、一般有識者、各種団体参加)

26日

公民館長会議でエコミュージアム推進計画の説明及び座談会の打合せ

10月 9日

エコミュージアムシンポジウム(JC・市が共催)
パネラー:松田栄子氏、福井孝一氏、四戸友也氏、澤近十九一氏、山岸市長
コーディネーター:中西浩介氏
「地域が導くエコミュージアム」

9日

勝山地区区長会でエコミュージアムの説明

10日

第1回勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会
委員の委嘱  委員長:中西浩介氏  副委員長:山内俊成氏

30・31日

各公民館とエコミュージアム座談会の打合せ

11月 7日

第2回庁内調整連絡会

10日

猪野瀬地区エコミュージアム座談会

12日

エコミュージアム座談会(商工会議所異業種交流会)

13日

荒土地区エコミュージアム座談会

17日

遅羽地区エコミュージアム座談会

18日

平泉寺地区エコミュージアム座談会

19日

村岡地区エコミュージアム座談会

20日

北郷地区エコミュージアム座談会

25日

エコミュージアム先進地視察研修(京都府美山町)

27日

野向地区エコミュージアム座談会

28日

北谷地区エコミュージアム座談会

12月 1日

鹿谷地区エコミュージアム座談会

13日

勝山地区エコミュージアム座談会

17日

第2回勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会

19日

勝山青年会議所提言書市長に提出

26日

第3回庁内調整連絡会
平成14年     

1月13日

下長渕区エコミュージアム座談会

17日

第4回庁内調整連絡会

22日

勝山商工会議所議員研修会

22日

第3回勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会

24日

勝山市女性ネットワーク懇談会

25日

第5回庁内調整連絡会

2月 6日

第2回勝山地区エコミュージアム座談会

3月 7日

勝山郵便局エコミュージアム説明会

9日

第4回勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会

10日

上後区エコミュージアム座談会

12日

第2回村岡地区エコミュージアム座談会

15日

第2回野向地区エコミュージアム座談会

18日

第2回北谷地区エコミュージアム座談会

19日

第3回勝山地区エコミュージアム座談会

20日

第2回荒土地区エコミュージアム座談会

22日

第2回遅羽地区エコミュージアム座談会

23日

第2回平泉寺地区エコミュージアム座談会

25日

第2回北郷地区エコミュージアム座談会

26日

第2回猪野瀬地区エコミュージアム座談会

27日

第2回鹿谷地区エコミュージアム座談会

29日

元禄区エコミュージアム座談会

31日

沢町エコミュージアム座談会

4月 8日

勝山市わがまちげんき発掘事業説明会

10日

公立保育園育友会エコミュージアム研修会

18日

第6回庁内調整連絡会

5月 8日

昭和町3丁目エコミュージアム座談会

15日

第1回勝山市エコミュージアム推進計画策定小委員会

6月 5日

第2回勝山市エコミュージアム推進計画策定小委員会

25日

第3回勝山市エコミュージアム推進計画策定小委員会

7月19日

第7回庁内調整連絡会

27日

第5回勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会

8月26日

第6回勝山市エコミュージアム推進計画策定委員会

9月24日

市議会全員協議会
  10月 勝山市エコミュージアム推進計画 完成


●勝山市エコミュージアム推進計画策定委員
                任期:平成13年10月10日〜平成14年9月30日

役  職
選出母体
氏  名
備        考
委員長
一般有識者 中西 浩介  
副委員長
まちづくり団体 山内 俊成 野向町区長会長
委  員
議会 小林 喜仁 勝山市議会
関係団体 羽生 英昭 勝山商工会議所専務理事
平林 孝男 JAテラル越前ふれあいセンター長
山口 紀子 勝山市女性ネットワーク
山内 徳人 勝山青年会議所
滝川 博則 勝山青年会議所
まちづくり団体 滝川 裕司 勝山地区区長会長
鳥山 六治 猪野瀬まちづくり推進委員会委員長
武内 盛直 平泉寺町区長会長
松井 拓夫 村岡町まちづくり協議会会長
斎藤 節治 北谷町まちづくり推進協議会会長
森石 輝一 荒土町ふるさとづくり推進協議会会長
笠川 弥生 北郷町まちづくり委員会委員長(〜平成13年11月)
松川 秀次 北郷町まちづくり委員会委員長(平成13年11月〜)
島田  弘 鹿谷町まちづくり協議会会長
清水 賢照 遅羽町住民協議会会長
大谷まさみ 勝山市まちづくり委員会委員
松山 信裕 勝山市まちづくり委員会委員
一般有識者 佐野 光臣  
増田 公輔  
丸屋 仁志  
学識経験者 澤近十九一 科学ジャーナリスト
高田 公理 武庫川女子大学教授
行政 中村 重夫 勝山市助役
山  範男 勝山市教育長
小竹 正雄 勝山市市長公室長
事    務    局
勝山市市長公室未来創造課

                                                     (敬称略)

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●勝山市エコミュージアム協議会


 
この協議会は、「勝山市エコミュージアム推進計画」および「勝山市エコミュージアム協議会設置要綱」に基づき、勝山市民と行政が協働してエコミュージアム計画の推進を図るため、「勝山市エコミュージアム」協議会を設置し、地域相互の連携と協力、各地区や各種団体との協議の中でエコミュージアムの方向性や運動の検討を行います。
 
平成15年6月13日に協議会委員の委嘱式と第1回の協議会が開催され、エコミュージアムの運営についての協議が行われました。
 市内の各まちづくり団体の代表者や市民団体の代表者、観光関連施設、各関係団体などの代表者からなる30名の委員に、エコミュージアムの推進や団体間の連絡調整について協議いただいています。

「勝山市エコミュージアム協議会設置要綱」を見る(PDFファイル17.5KB)→

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平成18年度わがまちげんき創造事業
各地区まちづくり団体・市民団体の提案事業一覧

 平成14年度から、市内10地区において、エコミュージアムによるまちづくりを推進する具体的施策「わがまちげんき発掘事業」が3年間にわたって展開され、各地域で様々な遺産が発掘されました。そこで芽生えたまちづくりの芽をさらに大きく伸ばし、大きな花を咲かせるようにと平成17年度からは各地域が連携した遺産の保存・活用と人材の育成を図り、地域に誇りと愛着を持てる元気なまちの創造を目指した「わがまちげんき創造事業」がスタートしました。
 この事業は、市と勝山市エコミュージアム協議会とが協働し、各地区や市民団体等から事業提案をいただき、公開審査を経て市民の皆さんの主体的な活動を資金面で応援するものです。
 平成18年度において、18団体から19の取組みについて、企画提案があり審査の結果、全ての取組みについて採択されました。
 各団体の提案事業は以下のとおりです。

【地区まちづくり団体の部】

提案
番号
団体名 事業名 事業の概要(抜粋)
平泉寺町まちづくり推進協議会 名所旧跡標柱整備活用事業

・新規標柱作成と設置(16箇所)
・標柱設置箇所の史跡めぐり
・標柱設置箇所の位置図作成
・名所旧跡標柱一覧表の作成

北谷町まちづくり推進協議会

・遺産整備事業
・昔の食通事業
・鯖の熟れ鮨作製事業
・「恐竜の里・夏まつり」

・北谷町内各地の遺産22〜23箇所をウォーキング
・遺産案内人の育成
・特産品として、黍・粟や鯖の熟れ鮨を各イベントにてPRおよび販売
・北谷町伝統の民謡の披露 他

鹿谷町まちづくり協議会

・地区まつりへの支援
・城山登山道整備
・河川整備
・ちまきの特産化
・ウォークラリー

・鹿谷町各地域の祭りの盛り上げ
・城山登山道整備
・河川の環境整備
・昔の食材の学習 ほか

北郷町づくり委員会 ・「ほたるの里」づくり事業
・食文化普及事業

・ホタル鑑賞のための架橋作業、木道設置
・ホタルが生息しやすい環境のための植樹
・ホタルの鑑賞会
・鮎の巻き寿司の認知度アップを図る

遅羽町住民協議会 バンビラインと比島観音遊歩道保全事業

・勝山駅裏登山口から第1展望台付近の遊歩道階段整備
・樹木、草花の名板の設置
・パンフレットの増刷
・春秋の自然観察ウォークラリー
・特産品の試作   ほか

野向町まちづくり推進委員会

・えごま事業
・水車小屋、コスモスまつり事業
・文化振興事業

・「えごま」と「えごま油」の生産を拡大し町全体で取り組み、また先駆的で知識豊富な講師を招き、栽培方法や調理方法を指導していただく
・休耕田に咲く「コスモス」を中心に水車小屋での藁打ち等の実演
・地区の伝統行事、祭事等の記録保存 ほか
勝山地区エコ推進協議会

・町中歴史ウォーク
・案内冊子の発行
・高札看板の設置
・石柱の移設
・案内人の育成

・6月、8月、10月(予定)に地区内の歴史ウォークの実施
・歴史の道「七里壁を歩く」立石〜富田の冊子200部発行
・町中史跡案内の高札を20箇所設置
・阪谷街道石柱を市の中心部に移設
・勝山地区案内人の育成

荒土ふるさとづくり推進協議会

・炭焼事業
・遺跡整備事業
・ふるさと探検ウォーキング事業

・炭焼窯及び小屋の修復と炭を使った体験学習の開催
・「堀名石灰山跡」の整備
・地区マップやガイドを参考に遺産を巡るウォーキング大会の実施
・市内各地区のまちづくり活動の視察研修

猪野瀬まちづくり協議会

・食文化事業
・花野菜いっぱい事業
・新商品開発事業
・猪野瀬特産品小冊子作成事業

・昨年度からの継続事業で、そば打ちやもちつき、報恩講料理教室を実施
・花と野菜畑を作り、花つみや野菜の収穫などのイベントを実施
・健康野菜「ヤーコン」の栽培と成分分析を行い、特産品への可能性を模索
・さといも、水菜、メロンなどの特産品の栽培方法や料理方法などをまとめた小冊子の作成

10 まちづくり・むろこの会

・河川美化活動
・蛍観察会
・冬の蛍回廊

・川に関する講演会と河川清掃活動及び土手の整備活動
・地区内河川付近での蛍観察
・魚のつかみ取りなどの水辺遊びの実施
・水辺環境についての学習会
・浄土寺川を中心に水質検査の実施
・ろうそくを蛍に見立てた回廊づくり」
(まちづくり団体の代表者によるプレゼンテーション) (応援タイムでのパフォーマンス)

【市民団体等の部】

提案
番号
団体名 事業名 事業の概要(抜粋)
勝山ネイチャークラブ

・ムシ親子合宿
・秋の森をマルかじり
・勝山で雪遊び
・自然体験学習受け入れ事業

・川遊び、川の昆虫探索
・ヤード作り、ピザ焼き体験
・アニマルトラッキング、イグルーづくり
・学校等教育機関の青少年自然体験学習の受け入れ

勝山左義長ばやし保存会

・左義長ばやし講習会
・市内外の宣伝活動
・左義長ばやしのしおり作成
・若年会員の育成

5〜2月の間に月1〜2回の講習会を開催
・市内外のイベント公演に参加し、左義長ばやしのPR
・左義長ばやしに必要な最低限の知識をわかりやすく作成し、後継者育成のしおりとして活用
・学生の会員を受け入れ、練習・公演を行う

谷はやし込み保存会 ・はやし込み行列
・谷のお面さん・雪だるままつり
・谷のお寺より伊良神社までの間を50人程度の様々な時代衣装をまとった行列が、笛や太鼓に合わせて練り歩く
・小学生をはじめ、若手の人材の発掘をし後継者の育成を図る
・「谷のお面さん」にあわせて、谷集落内・神社境内に雪だるまを作り、お面さんまつりを盛り上げる
・冬の山の幸の振る舞いを実施
勝山市観光ガイドボランティアクラブ まちなかのガイドブック作成
・まちなかの歴史を「勝山市史」を中心とした参考資料を基に、市内外の方々にもわかりやすい、写真や地図を用いた冊子の作成
・作成した冊子を使い、歴史ウォークの実施とガイド員の育成
(社)青年会議所 ・まちづくり事業
・青少年育成事業
・市民、企業、行政が参加する九頭竜川での河川清掃を通し、九頭竜川への環境整備に対する動機付け強化を図る
・現在の九頭竜川で川を楽しむ活動を展開し、世代間共通の想い出づくりを図る
・九頭竜川をベースに青少年や青年とともに自然学習を実施 ほか
(市民団体の代表者によるプレゼンテーション) (応援タイムでのパフォーマンス)
   

【特別枠の部】

提案
番号
団体名 事業名 事業の概要(抜粋)
平泉寺町まちづくり推進協議会

まんが「平泉寺ものがたり」の創作と発刊

平泉寺の歴史書には難解なものが多いため、一般の人には読みこなせないように思われる。そこで、子供から大人まで分かりやすく理解し、親しめるよう平泉寺の歴史をまんが化する。2カ年計画で行い、本年は昨年編集した原稿の製作・印刷作業を行う。A5版100頁で2,000部作製を想定。

越前禅定道修験者マラソン実行委員会

越前禅定道修験者マラソン

日本の道百選にも選ばれている石畳道を含む、歴史有る越前禅定道の整備と泰澄大師が開山された白山への登拝道の一部を踏破し、往時の修験者の苦行を体得していただく。8月20日(日)実施予定、50名を募集。

勝山エコミュージアム企画 ネイチャーワールドKATSUYAMA

・勝山市のエコミュージアムの紹介
・エコミュージアム構想に基づいた物販
勝山市の昆虫をメインとした自然の紹介と昆虫とのふれあいで自然の大切さを体験
・自然環境における田園の役割の紹介 ほか

小原ECOプロジェクト

・民家の修復
・耕作放棄地の再生
・登山道整備
・景観の修復
・エコツアー企画

・古民家修復と山村生活体験のエコツアーの実施
・山村風景を取り戻すための小川の修復と耕作放棄地へのお茶の栽培
・再生した古民家や資源を使い、今後のエコツアー等の企画や実施や滞在型山村生活体験を創出させ小原地区の再構築、活性化を目指す ほか

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 作成者:福井県勝山市役所市長公室未来創造課
TEL.0779-88-1111
e-mail:rune@city.katsuyama.fukui.jp