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一酸化炭素中毒事故の防止について

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月27日更新

食品工場及び業務用厨房施設等の使用者、管理者の皆様へ

 近年、液化石油ガスの消費設備による一酸化炭素中毒事故が発生しています。
 これらの事故の多くは機器の経年劣化や換気が不十分なため、消費設備が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒の症状が出ました。
 一酸化炭素中毒事故を防止するため、食品工場及び業務用厨房施設等の使用者、管理者の皆様は次のことに注意してください。

ガスの消費設備を使用する際の注意点

ガスの消費設備の使用中は必ず換気(給気及び排気の両方)を行う

 夏期や冬期等に冷暖房機を使用する際、長時間室内が閉め切り状態にすることが想定されます。換気扇や換気装置によって十分に換気が行われているか、必ず確認してください。

ガスの消費設備の使用開始時・使用終了時に設備の点検を行う

 1日に1回以上、ガスの消費設備態様に応じ、当該設備の作動状況について点検し、異常のある時は当該設備の使用中止、補修その他危険を防止する措置を講じましょう。

不完全燃焼を防ぐために日常管理を行う

 長時間使用していなかったガス機器を使用する場合、ガス漏れや器具に損傷がないかなど確認した上で使用しましょう。特に、台風、地震などの自然災害後は異常のある設備の使用を中止し、補修など危険を防止する措置を講じてください。
 また、停電中は換気扇や吸排気設備が作動しない場合があるので、停電中にやむをえずガスの消費設備を使用するときは窓を開けて換気をしてください。