玄成院は天台宗平泉寺の塔頭であった。建物の東側に位置する廻遊式枯山水庭園で、主要部の広さは約1,200㎡を有する。正面上段には築山が配置され、立石・伏石による石組が施されている。築山の前面には、枯池が配置され、左方東北奥部に枯滝とみられる滝石組がある。枯池の右方下手には、大きな自然石の出島があり、建物跡と枯池の間には、飛石が伏せられて、枯池への方向と、左方飛石段に続く方向のものに分かれる。
員 数 |
指 定国 |
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種 別名勝 |
時 代 |
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管理者白山神社 |
所在地勝山市平泉寺町平泉寺 |
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指定年月日昭和5年10月3日 |
指定番号 |
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旧玄成院庭園
国指定名勝