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不慮の火災により焼失した勝山高校に深く同情を寄せ、お隣の大野高校生徒は去る9月5日から毎日放課後街頭に立ち焼失見舞募金運動を行って道行く人を感激させている。(写真は大野町七間における大高生の募金風景)
四十年来の干ばつで早場米の供出も遅れるものと思われたが、立石区の伊藤直孝さんは、保温折衷苗代による農林1号を郡下のトップをきって9月7日農業倉庫へ持ち込んだ。
校舎を消失した勝山高校では、新学期をむかえ町内の各寺院16ヶ所、松文寄宿及び同校農場等に分散して授業を行っている。(写真は寺院のお堂で勉学にいそしむ勝校生)
福井放送局では焼失後の新学期をむかえた勝高・勝中の教育状況と再建復興対策等を録音するため来勝し、それぞれ収録を行ない9月8日にローカル放送を行った。(写真は録音のため玉田アナと懇談中の増田校長)
新たに制定された(老人の日)の9月15日に70歳以上の老人約420名を招いて祝福の式を行ない、余興に浪曲で慰安と感謝の一日を送った(写真は会場公民館での祝福式風景)
県経済部と勝山商工会議所では講和後の中小企業者の健全な発展と経営の合理化を図るため、本町通りで移動商工相談所を開設し、多大な成果を納めた。
長崎氏にバトンを渡した全国鉄総裁加賀山氏は墓参りを兼ねてクラスメートに退任挨拶のため帰郷したが、その途中勝山町の友人を訪れた。(写真は町役場を訪れた加賀山氏)