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白山火山防災計画について

印刷用ページを表示する 更新日:2018年9月19日更新

白山は火山です

  「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を「活火山」と定義し、現在110の活火山が選定されています。

 さらに、「火山防災のために監視・観測体制の充実が必要な火山」として47火山が選定されています。私たちにとって身近な山である「白山」も47火山のうちの1つとして選定されています

 

白山火山防災協議会への加入

 白山に隣接する石川県、岐阜県の県、市町、国の機関、専門家が連携し、噴火時の避難等について共同検討する「白山火山防災協議会」が平成24年度に設置され、翌年度、福井県、大野市、福井地方気象台とともに、当市もこの協議会に参画をしました。

 

白山火山防災計画の策定

 火山防災計画とは、噴火警戒レベルを設定し、当該レベルに応じた具体的な防災対応などを策定したものです。

 平成27年6月29日開催の第4回白山火山防災協議会において、この計画が承認され、噴火警戒レベルが運用されることとなりました。

 

当市の対応

 国土交通省によるシミュレーションに基づき設定された噴火シナリオでは、当市は噴石の飛散や、火砕流、溶岩流等による影響範囲には含まれません。

 ですので、火山噴火した場合でも、住民の皆様に避難や屋内退避などの勧告・指示を行うことはありません。 

【噴火警戒レベル】

レベル とるべき防災対応 警戒が必要な範囲 (参考)想定される火山活動
1 活火山であることに留意 火口内等

 火山性地震等が少なく、静穏な状況

2 火口周辺規制 想定火口域から約2km  大きな噴石飛散の可能性
3 入山規制

想定火口域から約4km

 大きな噴石飛散、火砕流到達の可能性

3

(拡大)

入山規制 想定火口域から約7km  火砕流、溶岩流到達の可能性
4 避難準備 想定火口域から約13km  融雪型火山泥流到達の可能性
5 避難  融雪型火山泥流の到達又は切迫

 

 白山の噴火警戒レベルは上記のとおりとなっており、レベル2以上になると、白山の山頂から概ね4kmほどの地点で立入規制が行われます。

 勝山市域では、立入規制が行わませんが、白山が立入規制されているという情報をお知らせするため周知看板を小原林道ゲート周辺に設置します。

 また、レベル3以上になると入山規制を行う必要があります。

 勝山市から白山に向かう登山道は、北谷町小原にある小原林道を通っていくコースがあり、入山規制の場合、小原生産森林組合の協力の下、小原林道の入口にある小原林道ゲートで規制を行います。この場合、赤兎山などに登山をしたい方も規制の対象となりますのでご注意ください。

 

 詳細は福井県HPをご覧ください。 白山火山防災計画(福井県HP)<外部リンク>