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矢原 武さん

印刷用ページを表示する 更新日:2019年1月10日更新

矢原さん写真

矢原 武(やはら たける)さん (40歳)  =芳野町2=

恐竜を想い続けて勝山へ

 昨年の6月に大阪府からご家族でIターンした矢原さんにお話を伺いました。

Iターンしたきっかけは

 県立恐竜博物館で働くため、勝山へ移住しました。
 移住する前は、埋蔵文化財の発掘などの仕事に就いていましたが、子どもの頃から恐竜が大好きで、いつかは恐竜に関する仕事がしたいという思いが心の中にありました。転職は、家族がいる中とても悩みましたが、チャンスだと思い、恐竜博物館で働くことに決めました。

県立恐竜博物館での仕事はいかがですか

 夏から秋にかけては、化石発掘体験広場で化石の解説などをし、冬期は、発掘された化石の分類や整理作業をしています。
 化石や恐竜については、学ばなければならないことばかりですが、やりたかった分野の仕事で、職場の方々の助けもあり、とても楽しくやりがいを持って働くことができています。
 恐竜の魅力は、「未知」な部分がまだまだ沢山残っているところだと思います。分からない世界について考えていくことは、とてもワクワクします。

勝山での生活はいかがですか

 地区の方に誘われて、祭りで神輿を担ぎました。大阪では経験できなかったことなので、とても良い経験になりました。
 また、現在の家に畑があったので、ダイコンや白菜、オクラなどの野菜作りに挑戦し、近所の方の助けもあり、たくさんの農作物を収穫できました。
 今後は、趣味のチェロやスポーツを楽しんだり、勝山でしかできない、新しいことに取り組めたらと思っています。
 寒い冬には、少し不安がありますが、勝山に移住し、恐竜に携われてとても良かったと思っています。