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錆びた消火器は絶対に使用しないで!

印刷用ページを表示する 更新日:2021年9月3日更新

 2021年5月、兵庫県姫路市の事業所において火災の際に使用した消火器が破裂し、初期消火を行っていた人が負傷するという事故が発生しました。使用された消火器は、製造後30年以上経過しており、底部が腐食していました。

事故の原因と注意事項

 この破裂事故は、消火器が湿潤な場所に長期間置かれていたことで本体が腐食し、さらに消火器を操作したことで、本体に高い圧力が加わり発生したものと考えられます。全国的にこのような事故は他にも例があります。
 消火器は初期消火には有効なものですが、サビや変形があるものや古くなったものは、腐食等の程度が著しい場合、破裂する恐れがあり大変危険です。
 異常が認められるものは、火災時はもとより訓練等でも絶対に使用しないでください。
 また、誤って使用することがないように、サビや変形などの異常がないか、日頃の目視点検をお願いします。

底部がサビている消火器
​〈底部がサビている消火器〉
容器に大きなキズや変形がある消火器
〈容器に大きなキズや変形がある消火器〉

消火器の設置方法について

 消火器の設置は、下記を参考にしてください。

  • 厨房など常に水が床に飛散するところは避け、壁掛けにするか、置台に乗せる。
  • 壁掛けする場合は、容易に手の届く高さに設置し、棚の上などの高いところは避ける。
  • 雨風にさらされる屋外では格納箱に入れる。

悪質な消火器の訪問販売や点検について

 消防関係者や出入り業者を装って不当な価格で消火器の訪問販売や点検(薬剤詰め替え)を行ったりする業者がいますので、次のことに留意して、被害にあわないよう注意してください。

  • 身分証明書の提示を求める。
  • 怪しいと思ったら、キッパリ断る。
  • 契約書をよく読み、むやみにサインしない。
  • 不審な点があれば消防署に確認する。
  • 相手が脅迫行為に出た場合は、速やかに警察へ通報する。

家庭・仕事場にあるエアゾール式簡易消火具を今一度ご確認ください

 ヤマトプロテック株式会社製のエアゾール式簡易消火具の一部において、製造工程上の不具合により破裂事故に至る場合があり、実際に人的被害も確認されています。
 詳しくは下記の「エアゾール自主回収・廃棄処分について」をご覧ください。

問い合わせ

 ヤマトプロテック株式会社

 お客様相談窓口 0120−801−084
 受付時間 月〜金(祝日除く)午前9時00分〜午後5時00分