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新たな特産品「勝山 やまのサーモン」について
「勝山 やまのサーモン」とは
2022年12月から勝山淡水漁業生産組合の北川組合長と勝山市が連携し、淡水で育てる養殖サーモンを市の特産化にする取り組みが始まりました。1年半の実証事業を経て、2023年6月からは勝山市観光まちづくり会社に水産特産品創出事業を委託し、2024年6月から淡水養殖サーモンを「勝山 やまのサーモン」と名付け、勝山市の新規特産品として創出されました。
養殖場は勝山市野向町横倉の山間部にあり、約50年にわたってアマゴやヤマメ、イワナを養殖しています。2018年からは「ふくいサーモン」となるニジマスの稚魚の養殖にも取り組んでおり、小浜市、敦賀市、美浜町にある施設に出荷を行っています。
その中で、卵から育てて稚魚となった一部を海面養殖に出さず、そのまま山間部の淡水で成魚まで育てたものが「勝山 やまのサーモン」です。
「勝山 やまのサーモン」の特徴
「勝山 やまのサーモン」が育っている環境は、白山の山々に囲まれた河川の水で、春から夏にかけて山から流れてくる雪解け水が20度以下の適温を保ち、水質も非常に良く、壁や角などに衝突することなく泳ぎ続けることができる「八角形」の生簀で自然と運動量が多くなる工夫が施されており、自然の成育環境に非常に近い状態で育てられています。
味の特徴は良質な脂と淡白でありながらしっかりと感じる旨味、そして、運動量が多いことから身の引き締まった食感が特徴です。お刺身、お寿司、グリル、揚げ物と、どんな調理法にも適しています。
「勝山 やまのサーモン」名称とロゴ
海面養殖とは全く異なる、山間部の淡水で育てたサーモンであることを分かりやすく、多くの方に認知していただくことと、恐竜時代から長い歴史を持つ恐竜渓谷の特徴を伝えるネーミングを目指し、「勝山 やまのサーモン」と名付けました。
福井県の北東部、勝山市の山奥で養殖されるサーモン。八画形の生簀で常に運動し、程よく引き締まった魚影を葉のかたちに見立てたビジュアルを展開し、ロゴタイプには伸びやかに泳ぐサーモンの姿を投影し、豊かな緑、山から引いてきた水、サーモンの身の色を使用しています。
6月27日から約2ヶ月間、市内飲食店を中心に販売しています。また、市内全小中学校の給食提供を予定しています。
★サーモンの取り扱いについて 勝山市観光まちづくり株式会社 電話 0779-87-1245 まで
勝山 やまのサーモンのインスタグラムはこちら<外部リンク>