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勝山水菜(北市水菜)の生産現場からのお知らせ
ふくいの伝統野菜である勝山水菜(北市水菜)の生産現場から、栽培の過程をご紹介します。
種まき
早生品種(ハナエチゼン)の圃場に肥料を施肥し、畝たてを行い、6月9日に採取した種をロール式播種機により播種を行いました。


中5年ほどの周期で播種する圃場のローテーションを行います。里芋を栽培した後に播種した圃場は、すでに水菜の青葉が茂っていました。


翌日の雨天候、土の状況など毎年の変化を確認しながら播種時期を判断しています。出荷時期は2月から4月となりますので、もうしばらくお待ちください。
勝山水菜出荷組合の伊藤組合長からは、共に北市で生産できる仲間が少しずつでも増やせればというコメントをいただきました。
次回は1月、年明けの「雪の下トンネル25m」の様子をお知らせします。
種の採取
6月9日(月曜日)、ふくいの伝統野菜である勝山水菜(北市水菜)の種を採取する作業が行われました。
4月にハウスの中で育てた、水菜の花が咲き終わりましたので、花茎を収穫します。
花茎を指で軽く揉むと、種が簡単に取り出せます。
ふるいにかけて、種以外のゴミや軽いものを飛ばして取り除きます。
これが水菜の種です。
採取した種は秋まで冷暗所で大事に保管します。
最後はみんなで記念撮影。
ハウス作り
4月12日(土曜日)、間引き作業及びハウス作りが行われました。天気に恵まれ陽気の中、会員の皆さん方は、手際よく作業をされていました。
「勝山水菜」は 1 月下旬から出荷が始まる伝統野菜で、太い茎には独特の甘さとほろ苦さが詰まっており、春の訪れを告げる野菜といわれています。

まずは間引き作業から。種にするために質の良い勝山水菜を残します。

続いてハウス作り。皆さん手際よく勧められています。

ハウスが無事完成しました。

最後は全員で記念撮影。






