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大地の恵み「雪」を活用した新たな魅力「奥越前かつやま雪室」
令和6年度 雪室そば提供開始!!!
令和6年7月12日(金)より、市内各店舗にて雪室そばの提供を開始します。詳しくはこちらをクリック
雪室を活用しての新たな魅力の創出・発見
勝山市では、平成26年度から勝山市雪室ブランド推進会議(旧勝山市雪氷熱エネルギー利用促進協議会)が中心となり、雪を貴重な大地の資源・財産として見直し、地域の魅力を高めるものへと変えていくため雪室を活用した取り組みを進めています。
- 雪室特産品開発やその販路開拓
- 雪室そばの推進活動 など
雪室に興味がある方、ともに活動していただける方は気軽にお問い合わせください。
取り組み事例 雪室で寝かせた蕎麦「雪室そば」
勝山市雪室ブランド推進会議に加盟している店舗が、2月頃から雪室で貯蔵してきたそばの実を使った「雪室そば」を夏に提供しています。
夏の時期には、新そばの味わいがそのまま残った蕎麦を勝山でぜひともご賞味ください。
雪室ってなに?
天然の雪を利用した冷蔵庫です。雪の雪氷熱エネルギー(クリーンエネルギー)で貯蔵品を冷やします。
雪室保存の特徴は?
- 温度が低温で一定かつ高い湿度
- 雪室の中は、通年を通じて温度のゆらぎがなく、美味しさの維持が維持できます。また、低温状態に置かれた食品は冬眠しているような状態で呼吸が抑えられることで劣化・酸化が抑えられます。
- 雪室は湿度が90%以上のうるおい空間であり、湿度の低い冷蔵庫と比べると、食品が乾燥せずに新鮮さを保ちやすいです。また、不快な臭いの成分の抑制、及び生成も抑制するため、食品の風味が向上します。
2.振動、光による影響を受けない
- 電気の振動や冷蔵庫の開け閉めによる光の変動、温度の変動が少なく、食品へのストレスが少ない。そのため、よい熟成をする。
例) じゃがいも、にんじんなどは、デンプンが糖に変わり、甘味が増します。
大根などは寒さにより辛味が和らぎ、甘味を感じれます。
肉は、しっとりとした柔らかい肉質、かどの取れたまろやかな味わいへと美味しさが向上します。
珈琲が角がとれたまろやかな香りと味わいになります。
日本酒の口当たりがまろやかになります。
勝山市雪室ブランド推進会議 入会員募集中!!
ジオの恵みである勝山の農産品や加工品などを雪室利用で付加価値を高め、新たな特産品の開発を行うことにより、勝山市の地域振興を図ることを目的とした会です。
雪室を活用した商品のブランド化、雪室熟成食品、雪室加工食品といった新たな食文化の提案などに興味がある方、ともに活動していただける方は気軽にお問い合わせください。