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マイマイガの駆除の方法や対策について

印刷用ページを表示する 更新日:2018年9月19日更新

マイマイガの駆除の方法や対策について

  マイマイガは放置しておくと翌年の春に孵化し、再び大量発生する原因となりますので、家の周辺などで、卵を発見したら早めに取り除いてください。また、取り除けなかった卵がふ化し、幼虫や成虫が発生してしまった場合でも、落ち着いて対応してください。

卵の除去方法と対策(9月から3月頃)

 卵は、ヘラなどを利用して取り除き、燃やせるごみに出してください。ヘラなどは、壁を傷つけないよう、プラスチック製やゴム製のものなど、あまり硬くないものを使用することをおすすめします。作業時には卵を覆っている毛が飛散することがあるので、長袖の着衣、マスク、ゴーグル、ゴム手袋を着用するなど十分に注意してください。また、高圧の水で落とす方法もありますが、卵や水の飛沫が飛散するので周りに十分な注意が必要です。   

幼虫の駆除方法と対策(4月から7月上旬頃)

 若齢幼虫期(体長1cm程度まで)は、市販の殺虫剤で駆除できます。なお、殺虫剤は説明書に従って使用し、周囲に十分配慮するとともに、飛散しないよう注意してください。

 1cm以上の幼虫については、ビニール手袋をするか火箸などで捕まえ、バケツに水と少量の洗剤を入れたものを用意し、その中に捕まえた幼虫を入れることで、駆除できます。
幼虫を直接触らないようにしてください。ふ化したばかりの小さな幼虫(体長5mm程度)に触ると皮膚の弱い方は赤く腫れたりかゆみを伴うことがあります。

 洗濯物に紛れ込むことがあるため、屋外で干す場合は取り込み時に注意してください。

成虫の駆除方法と対策(7月下旬から8月頃)

 掃除機で吸い込んだり、ほうきで落としたり、高圧の水で落としたりして集めて、燃やせるごみとして出してください。(成虫の寿命は10日前後です。)成虫に毒性はありませんが、アレルギー体質の方は鱗粉を吸い込まないよう、長袖の着衣、マスク、ゴーグル、ゴム手袋を着用するなど十分に注意してください。照明などで誘引させないことが第一の対策です。水銀灯の照明や白っぽい外壁を好み、その付近に卵を産み付けることが多いです。消灯は効果的ですが、防犯面を十分考慮してください。

薬品や殺虫剤などを使うにあたって

 現在、マイマイガに対して、さまざまな薬品や殺虫剤などが市販されています。非常に強い薬剤もありますので、説明書等に記載されている使用方法や注意事項をよく読んで使用してください。記載された内容がわかりにくい場合は、販売店やメーカーに問い合わせるなど誤った使用をしないようにしてください。散布の際はマスク、ゴーグル、耐薬品性のあるゴム手袋、長袖を着るなど、できる限り肌を露出しないようにしてください。また、周囲にも注意し、事故の防止に努めてください。なお、薬剤によっては庭木や壁材を傷める場合もありますので、十分に気を付けて使用してください。

マイマイガの駆除について

マイマイガの孵化の様子

マイマイガの孵化の様子

マイマイガの幼虫

マイマイガの幼虫

マイマイガの成虫

マイマイガの成虫