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フレイルとは?自分の筋肉量を測定してみましょう
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更新日:2020年5月11日更新
フレイルとは健康な状態と介護が必要な状態の間のことで、年齢とともに心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態のこと。
多くの人が健康な状態からフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると言われています。
「ちょっとした段差でつまずく」「固いものが食べづらくなった」「活動的でなくなった」という人は、フレイルの一歩手前かもしれません。
フレイルは早期に発見し、日常生活を見直すなどの正しい対処をすれば、その進行を抑制したり、健康な状態に戻したりすることができます。
※図は「フレイル予防ハンドブック」より引用(監修 飯島勝也)
※自分がどの段階にいるか気づき、早めに対処しましょう。
簡易型フレイルチェックで、自分の筋肉量を測ってみましょう
計測器は使わずに自分の指を使う簡易型のチェックです。
自己チェック1「指輪っかテスト」
↓
(サルコペニアとは、年齢が進むことで筋肉が衰える現象のこと)
自己チェック2「噛む力(咬筋)のチェック」
【測定のポイント】
1.人差し指から小指までの4本の指を、左右の耳の前の部分に軽く触れます
2.痛くない範囲で、できるだけ強く奥歯を噛みます
【判定】
収縮する筋肉の固さを確かめています。
指先に押される感覚が弱い場合は、噛む力が弱まっている可能性があります。