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目の前で家族や同僚が急に倒れた場合、あなたは応急手当ができますか?
現場に居合わせた『あなた』の応急手当が『尊い命』を救うことにつながります。
日頃から応急手当に関する知識と技術を身につけて『いざ』という時に備えましょう。
下の図は、応急手当と救命率の関係を表しています。
突然倒れ心臓や呼吸が止まってしまった場合、命が助かる可能性は時間と共に急激に低下します。 しかし、居合わせた人が応急手当をした場合、命が助かる可能性の低下を軽減することができます。
救急車が到着するまでの時間に応急手当を開始できるかで、傷病者の命を大きく左右することになるのです。
まずは、心停止に至る前に症状を発見し治療を受けることが重要です(心停止の予防)。
また、心停止を予防できず、突然倒れ心臓や呼吸が止まってしまった場合でも、後遺症なく社会復帰に導くには、心停止を早く発見し119通報すること(早期認識と通報)、その場に居合わせた方による心肺蘇生とAED(一次救命処置)、救命救急センター等による高度な医療連携(二次救命処置)がスムーズに行われることが必要となります。
これらの一連の流れのことを、救命の連鎖と言います(下図参照)。この連鎖を繋げることが大切です。
勝山市消防署で毎月実施している救急講習は以下のとおりです。