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勝山市では国内最大の恐竜化石発掘地である勝山市の特性を活かし、子どもたちの恐竜への興味・関心・知識を深めるとともに、ふるさとへの誇りと愛着心を育むことを目的に、令和5年度から福井県内の小学5年生を対象に「かつやま恐竜スクール」を実施しています。今年度も恐竜をはじめ古生物学、地質学等について学び、交流を深めます。
第4回講座「白山市へ遠足に行こう」を開催し、石川県白山市を訪れ、校外学習を行いました。
最初に白峰農業体験学習施設かもしかにて、全国各地から集まった研究者や学生などによる化石の集中調査の様子を見学しました。そのあと、中世代白亜紀前記の化石産出地で国指定天然記念物にもなっている桑島化石壁の露頭を見学しました。白山市文化課大塚さんより詳しい解説を聞くこともできました。
そのあと、白山恐竜パーク白峰でにて、化石発掘体験と施設見学を行いました。化石発掘体験では貝化石を見つけた受講生もいました。
(講師 白山市役所 観光文化スポーツ部文化課 主査 大塚 健斗 氏)
第3回講座「恐竜博物館研究者のお仕事」が福井県立恐竜博物館で開催されました。
研究者がどんな仕事をしているかや研究者になるためのロードマップなどをお話いただきました。
また、バックヤードに潜入し、3Dプリンタを使った足跡化石のスキャニングを見たり、クリーニング前の大量の貝化石を実際に触らせていただきました。
(講師 福井県立恐竜博物館 事業教育課 学芸員 小泉 早千穂 氏ほか)
第2回講座「恐竜を活かしたお仕事」が(株)ラコームで開催されました。
シルクスクリーンを使ってTシャツに恐竜を描きました。
(講師 (株)ラコーム 代表取締役 織田 研吾 氏)
6月28日(土曜日)に第7期生の結成式が福井県立恐竜博物館で開催されました。
受講生36人に、恐竜スクールオリジナルキャップが贈呈され、受講生代表の2名より
「恐竜スクールを通してもっと恐竜のことを知りたい」
「恐竜のTシャツ作りが楽しみ」と抱負を述べられました。
結成式の後に、第1回講座「福井の恐竜について」が開かれ、
福井の恐竜についての基礎的な知識を学びました。
(講師 福井県立恐竜博物館 事業教育課長 松下 准城 氏)