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ふくいSDGsパートナーに登録しました
「未来のために。~次の世代に選ばれる福井へ~」
市は令和2年11月12日、「ふくいSDGsパートナー」に登録し、SDGsの達成に貢献することを宣言しました。
今後、市民、企業、NPO法人などと連携し、持続可能な地域社会づくりを一層進めます。
勝山市の宣言内容
- ESDを推進し、次世代の地域の担い手を育成
- 実践的なインターンシップを提供し、学生の技術的・職業的スキル向上を支援
- 市民主体の環境美化活動を支援
- ジオパークなど地域資源を保護・保全するとともに、積極的に活用することで観光の産業化を推進
ふくいSDGsパートナーとは
SDGsの理念に基づいて持続可能な地域・社会づくりに取り組む県内の企業や団体等が登録。(11月12日現在で146団体)
県が主催する「福井県SDGsパートナーシップ会議」に参加し、他のパートナーと連携・協働しながら次のような取り組みを行います。
- SDGsに関する理解促進と普及啓発
- SDGsの理念に沿った活動実践の拡大
- その他SDGsの推進に関する活動
登録企業・団体など(福井県HP)<外部リンク>
SDGs(エスディージーズ)とは
Sustainable Development Goals 「持続可能な開発目標」の略。2015年に国連で採択され、2030年までに世界をよりよくするための国際目標で、世界中の国々や企業、個人が取り組んでいます。
17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さずに救っていくことを謳っています。
勝山のSDGsの取り組み
SDGsとジオパーク、ESDは相互に連携し、持続可能なまちづくりを推し進める強力なエンジンとなっています。
エコミュージアムとジオパーク
豊かな自然と古い歴史がある勝山市は、平成12年からエコミュージアム(※1)の理念のもと、地域の魅力を発掘・発信する活動が広がりました。
平成21年には市内全域をエリアとする「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」として日本ジオパーク(※2)に認定されたことにより、エコミュージアムにジオパークの理念を統合し、これまでの活動に学術的な要素を取り入れ、よりいっそう、地域のまちづくりや学習を推進しています。
※1 まち全体を屋根のない博物館とみなすまちづくりの取り組み
※2 大地(ジオ:Geo)の公園(パーク:Park)を意味し、地球を学び、まるごと楽しむことができる場所
ESD
長年、学校での環境教育や地域学習が盛んであり、それにジオパーク学習が融合し、地域の学習に学校が参加するようになりました。
さらにそれらを発展させるため、勝山市はESDを推進するユネスコスクールに全小中学校が加盟することを目指し、平成26年4月に承認されました。
令和2年2月には、勝山市として地域ESD活動推進拠点に登録しました。自治体全体で登録されたのは、当市が初めてで、他機関と連携して、ESDやSDGsに関する研修や小中学校での授業づくりを支援しています。