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勝山市芸術劇場2025「田楽座」の開催について【7月5日開催】
市民に優れた芸術文化の鑑賞の機会を提供し、文化振興を図るとともに、市民文化の向上に役立てることを目的に、まつり芸能集団田楽座の公演を開催しますので下記のとおりお知らせします。左義長ばやし保存会との共演もありますので、ご期待下さい。
日時
令和7年7月5日(土曜日) 午後1時30分開場、午後2時開演
会 場
勝山市民会館 大ホール
出演者
まつり芸能集団田楽座 勝山左義長ばやし保存会(共演)
田楽とは
日本各地に残る貴重な祭り芸能。獅子舞、神楽、盆踊り、祭り囃子、太鼓芸能など、さまざまなものが あります。その原点ともいえるのが「田楽」。起源は平安以前にまでさかのぼり、田植えの脇でササラ・ 鼓・鉦・笛などを囃して働く早乙女たちを励ます田楽衆の姿が、多くの絵巻物などに描かれています。 田楽は、土の中に眠る魂を呼び覚まして種の発芽を促し、豊作を祈る神聖な祭りでもありました。五穀 豊穣、無病息災、厄病退散…。豊かさや健康や平和が当たり前でなかった時代、祭りや芸能は娯楽で あるとともに、人々の切実な祈りや願いがこもった神聖な行事でした。 その想いもかさねて、「祭り芸能の力で人々を元気に、世界を豊かにしたい」と、田楽座を名乗っています。
まつり芸能集団 田楽座
1964年、長野県伊那市で創立。 日本各地の祭り芸能を「健康で明るく底抜けに楽しい」ステージとして構成、全国で公演活動を展開。 活動は舞台公演にとどまらず、和太鼓・獅子舞・玉すだれなどの伝統芸能ワークショップや、伝統文化の魅力に触れるイベントなども企画・運営。「海のお囃子」「山のお囃子」など、祭り芸能をヒントにした太鼓曲も数多く作曲、多くの人に演奏されています。 人から人へ受け継がれてきた祭りの「技・知恵・想い」を、未来へ伝え続けています。
勝山左義長まつり保存会
1950 年にまつり関係者によって設立しました。現在は小さ い子どもや祭り地区以外の者も所属していて約 40 人が活動 しています。これまでの子どもの指導やお囃子講習会の開催 など後継者育成の活動が認められて 2024 年にサントリー地 域文化賞を受賞しました。また昨年は NHK の地域伝統芸能 まつりに出演し、今年は大阪・関西万博に 55 年ぶりに出演 します。このように年間を通じて福井県を代表する郷土芸能 として全国各地のイベントで芸能を披露して、勝山左義長ば やしの伝統継承と宣伝に努めています。
入場料
前売券・当日券ともに(全席自由) 一般 1,000円
高校生以下 500円
チケット販売
勝山サンプラザ・ローソンチケット(L コード 53395)・チケットぴあ(P コード 534-272)・イープラス
5月30日(金曜日)から発売 ※前売りで完売した場合は当日券の販売は無し
主催・共催・後援・事務局
主催/勝山市文化協会 共催/勝山市 後援/福井新聞社、F B C、福井テレビ、FM福井
事務局/勝山市文化協会(勝山市役所未来創造課内 Tel0779-88-1115)