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令和7年度当初予算(案)記者会見 市長あいさつ

印刷用ページを表示する 更新日:2025年2月20日更新

子育て支援のその先へ こどもの未来に全力投資!
〜こどもの可能性が広がる勝山市へ〜

おはようございます 令和7年度当初予算の概要について説明させていただきます

はじめに

 令和 7 年度勝山市一般会計の総額は 161 億円、令和 6 年度比で 8.6%の増、1月補正予算に前倒し計上した国の総合経済対策予算を含めた総予算額は 163 億8 千 500 万円と今年度比 10.3%の増となり、いずれも昭和 29 年の市制施行以来、最大となっています。
 令和 7 年度は、水上市政として 2 期目最初の年度になります。今後の勝山市を見据えた積極的な予算編成を組むことで「楽しい笑顔のまち 勝山市」を目 指してまいります。

こどもたち自身のスキルアップや未来への投資「115(いいこ)みらい応援金」

 令和 7 年度予算の中では、最も力を置いたのは、長年にわたり勝山市が取り組んできた保護者に対する子育て支援策を超えた、こどもたち自身のスキルアップや未来への投資への支援です。
 以前から準備を進めてきた勝山市の未来を担うこどもたちの夢や学びを応援するため、0 歳から 18 歳までのすべてのこどもたちに出生時若しくは転入時に7万円、その後は年 6 万円、18 年間で総額 115 万円を支給する、「応援金115(いいこ)事業」です。
 今年度の予算額としても 1 億 6000 万円を計上しています 。

6次勝山市総合計画に掲げた政策目標の「二つの創る」と「四つの守る」の6つ柱

 以下、第 6 次勝山市総合計画に掲げた政策目標の「二つの創る」と「四つの守る」の6つの柱に沿って、特に主な事業を説明させていただきます。

「地域の未来を創る、まちの楽しさを創る」

  1. 県立勝山高等学校が令和 8 年度から取り組む県外からの留学生受け入れ「地域みらい留学」推進のため、地域教育魅力化プラットフォームへ市として参画します。新生勝山中学校と併設となる県立勝山高等学校への支援を進めてまいります。
  2. 市内小学校 5,6 年生を対象とした英会話の日常体験として夏休みにEnglish Summer Club を開催します。市内のこどもたちの英会話力向上を図ってまいります。
  3. 「20 歳のつどい」について、越前大仏清大寺大仏殿を会場として実施します。近年インバウンド人気など越前大仏の魅力が再評価されている越前大仏で、一生の思い出に残る集いを目指してまいります。

「子育て・教育を守る」

  1. 昨年 12 月から地域おこし協力隊員が中心となって開催しているサンプラザ 2 階のこども食堂へ支援を実施します。多様な市民が集えるパイロット的な事業にしたいと考えています。
  2. 「応援金 115」については冒頭で説明したとおりです
  3. 県立勝山高等学校の実施する海外への修学旅行に参加する生徒さんの国 内修学旅行との差額の 2 分の1を助成します。ただし、令和 7 年度の修学旅行はすでに行き先が決定しているため、令和 8 年の修学旅行からを対象とします。
  4. 令和 9 年 4 月の開校に向け新生勝山中学校の本体工事を進めます。

「福祉・健康を守る」

  1. 市内の社会福祉法人が従業員に対して介護福祉士実務研修を修了させた り、介護福祉士資格を取得させたときは、かかった費用の全額を市が法人に 助成します。対象者は国籍を問いませんので外国人実習生も対象とします。

「産業・経済を守る」

  1. ふるさと納税業務の全般を勝山商工会議所と勝山市観光まちづくり会社で新たに設立する一般社団法人に委託し、地域に密着した返礼品の開発と寄付額の増加による地域産業の振興を図ってまいります。
  2. 道の駅「恐竜渓谷かつやま」の指定管理は4年間の指定管理期間の2年目となりますが、指定管理者の観光まちづくり会社が、恐竜博物館前のジオターミナルと道の駅の物販事業が好調なため、指定管理者からの申し出により指定管理料を 0 円とします。間接的に勝山商工会議所と勝山市とが一体となって設立した観光まちづくり会社の資金を活用して勝山市内の観光資源の整備や観光事業者、商工事業者への支援を充実してまいります。
  3. 3 月補正予算での債務負担行為となりますが、現在休止となっている東山いこいの森を意欲ある民間事業者の経営能力を活かし、魅力ある施設に再生するためのスタートアップを支援します。すでに民間が運営している岩屋のキャンプ場と共に民間によるキャンプ場運営を目指します。(年度内にプ ロポーザルを実施予定)

「防災減災・生活環境を守る」 

  1. 整備から 15 年が経過した防災行政無線の全面更新に着手します。技術の進歩により電波や音声到達エリアが大きく向上したため、本年度は市庁舎内の基地局の更新を実施し、来年度以降 64 か所の子局を順次更新するとともに戸別受信機を区長や音声が届きにくいエリアの市民に貸与していきます。
  2. 長尾山総合公園については、事業者による Park-PFI 事業が本格的にスタートの年になりますが、1 期エリア内の老朽化した園路舗装のやり直し、ベンチの更新等を実施します。県立大学恐竜学部勝山キャンパス開学に合わせて玄関口となる園内道路の修景、誘導看板等を設置します。また、長尾山総合公園 2 期エリアの活用に向け国土交通省ネイチャーポジティブ公園事業採択の採択を目指し「緑の基本計画」を策定します。

その他

  1. 市民の政治への関心を上げる一助として、夏に予定されている参議院議員通常選挙から勝山市民会館に開設する第 1 投票所を投票日当日の共通投票所とし、投票率の低下に歯止めをかけたいと考えています。
  2. 市職員のメンタルヘルス不調の早期発見、予防を図るためオンラインカウンセリングサービスを導入し、全職員のカウンセリングを実施する。
  3. 終戦から80年の節目の年を迎えるにあたり、商工会議所が旧盆に実施している花火に助成を実施する。
  4. ゆめおーれ勝山のイルミネーションを復活する。

その他の主要事業及び歳入歳出予算の概要については、「令和 7 年度当初予算(案)の概要」をご覧ください