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勝山高校の敷地内建設について

印刷用ページを表示する 更新日:2022年8月18日更新

  新中学校の立地場所については、勝山市立中学校再編検討委員会において、これまでの勝山市の方針である、

  1. なるべく市の中心部に近いところ
  2. 新しい土地は求めない(既存の学校敷地を活用)

について協議し、1については賛同、2については物理的にも市の財政的にも新地確保は困難であろうとの考えからやむを得ないと判断されました。

 このことを踏まえ、勝山中部中学校の敷地に立地することの検討に入りましたが、スクールバスなど生徒の通学等に関して、駐車場や周辺道路等の狭隘についての対応が必要であること、また、学校施設の整備形態としては、

  1. 現校舎に長寿命化改修を施し、一部新増築
  2. 体育館等を除き、校舎を全面新築

という2つの方式が想定される中で、工事期間中に仮校舎が必要であり、生徒に負担をかけることは望ましくない、などの意見が出されました。

 その中で、新たに事務局から勝山高校の敷地に整備し、授業、学校行事、部活動等で中高連携を進める案を示しました。

 この案については、最寄りの勝山市体育館ジオアリーナや長山公園グラウンドの活用を基本としながら、勝山高校の施設も共用できれば、現有施設の有効利用の面で極めて効率的であることや、中高連携による質の高い教育の推進や、教員の交流による意欲・資質の向上など、新中学校における教育の面で効果が高いことなどから、勝山中部中学校敷地案に比べ優れた点が多いと判断され、県の理解と協力が不可欠ではありますが、勝山高校敷地案を推奨する結論に至りました。

 今年度設置した勝山市立中学校再編準備委員会においては、新中学校の校舎に職員室や保健室、事務室など教職員の諸室を整備するとともに、多様な生徒への支援を充実するために相談室や特別支援教室の必要数の検討や、探究的な学習やグループ活動など様々な学習に活用できる新しいタイプの多目的室や図書室(メディアセンター)の整備、また、勝山高校の特別教棟を共用して、理科室や音楽室、美術室などの特別教室を整備するなど学習効果の高い環境づくりに向けて協議を進めています。

 勝山市としても、このエリアには新中学校と勝山高校のほか、奥越特別支援学校や成器西小学校があり、長山公園の整備や市営駐車場の活用も視野に入れ、勝山市における文教ゾーンとして各学校の連携を進め、子どもたちによりよい教育環境を提供していきたいと考えています。