【消費生活相談事例】無料で日用品をもらったら20万円！

無料で日用品をもらったら20万円！

男性が突然家にやってきて、「ちょっと来てくれ」と言う。

「何か売りつけるのではないか？」と聞いたところ「無料で日用品をあげるだけだ」というので会場へ行った。

色々な物を無料でもらっているうちに入浴鉱石剤（20万円）を契約させられた。

よく考えるといらないので断りたいが、近所の人は怒鳴られたようなので解約するのも怖い。

どうしたらいいか。

（70代・女性・一人暮らし）

「新商品を紹介する」「粗品をあげる」などと誘い、閉め切った会場で日用品を配り、異様な状況の中で、最後には高額な商品を売りつける
このような販売方法を「Sf商法」（催眠商法）といいます。
今回の相談では強引に誘ったり、販売の目的を隠しているなどの問題点もみられます。
クーリングオフ期間内でしたので、書面でクーリングオフを行いました。
解約の主張とともに
「二度と私を誘わないでほしい」
という相談者のお気持ちも添えて書面に明記しました。
受け取っていた商品は引取りを求め、支払い済みの頭金は返金され、解約されました。

（ 2007年）