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ミチノクフクジュソウの保全活動
ミチノクフクジュソウとは

ミチノクフクジュソウは、キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草で、3~4月頃に黄色い可憐な花を咲かせます。環境省が準絶滅危惧種、福井県が県域絶滅危惧1類に選定している希少な植物で、福井県では勝山市北谷町にのみ分布し、その自生地は勝山市の天然記念物に指定されています。
かつては、棚田が伝統的に管理されていたことによって自生していましたが、2001年頃には耕作放棄などで絶滅の危機にさらされるようになりました。
この状況を改善するため、市民団体「小原ECOプロジェクト」と村岡小学校が2008年から継続して保全活動を行っています。毎年春、夏、秋の3回、草刈りや刈草除去、保全を呼びかける看板の設置などの活動をしており、環境省や福井県、勝山市などもこの活動に協力する中、現在では毎年たくさんの黄色い花が見られるまでに回復しています。児童が製作する看板には、ミチノクフクジュソウを守りたいという気持ちが込められており、盗掘防止の役割を果たしています。
自然共生サイトへの認定
2026年6月、企業や地域団体などが生物多様性の保全に取り組む地域を、環境省などが認定する「自然共生サイト」に、この「越前勝山小原ミチノクフクジュソウ生育地」が認定されました。また同時に「越前勝山小原の森」も認定され、県内では2026年3月の池ヶ原湿原の認定に続いて、3件目、4件目となり、勝山市での認定件数は3件になりました。








