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令和3年度の大きな目玉は「GIGAスクール構想」です。
4月には市内全小中学校に1人1台タブレット端末の配備が完了し、本格的な運用が始まりました。
タブレット端末の導入により、さらにたくさんの情報を収集したり、自分たちの学びを発信したり、また学校外との交流がしやすくなったりと、勝山市のESDに『深み』が増してくるのではないかと感じています。
実際にどんな場面でタブレット端末を利用しているのかを、一部紹介します。
6年生が日本遺産に認定された白山平泉寺を3~5年生にガイドし、魅力を伝えました。
また、4~6年生で平泉寺地区の方や保護者にもガイドを行いました。
全校で自然保護センターの方と一緒に池ケ原湿原の動植物の個体数調査や水質調査を行いました。
SDGsを知り、自分たちにできることを考える学習に取り組みました。
社会の学習を通して、ゴミを減らすためにできることを考えたり、実際にゴミ拾いをして、大人が捨てたゴミが多いことを発見したりしました。
さらにはリサイクルについて市役所の方をお招きし、勝山の「のみの市」の事例から、リユースを大切にしていることを学習しました。
住みよい街勝山について考えました。
近くの浄土寺川の水生生物を調査し、水のきれいさを調べました。
今後、勝山のよいところや改善点をプレゼン資料にまとめ発表したり、CMの形でまとめたりしていく予定です。
笑顔あふれる幸せな村岡町にするための学習に取り組みました。SDGsのすごろくを作成し、SDGsを学びました。また妊婦体験や赤ちゃんのお世話体験を行い、人にやさしい町づくりについて考えました。ミチノクフクジュソウの保全活動は、長年、継続して行っています。
全校みんなが三室の畑で野菜づくりを行い、食物を育てるための知恵や安全でおいしい野菜の育て方について学びました。育てたジャガイモを使って調理実習を行い、食の大切さを知りました。
地域の農家の仕事について、見たり体験したりして学びました。地域の方に教わりながら、特産物のエゴマやトウモロコシの栽培に挑戦しました。
また、学校の池や近くの遊歩道を再生させる活動にも取り組みました。
4年生は地域の方々に教わりながら、荒土町にある復元炭焼き窯で、原木入れや炭出しなどの炭焼き体験を行いました。原木を育てるために植樹から体験し、森林の大切さを学びました。
今後は荒土町を中心とした勝山の魅力を伝えるための作品づくりに取り組んでいきます。
3年生は、ふるさと勝山について学習し、自分たちが行きたい勝山のお宝を探しました。
市役所の商工観光課や旅行会社の方からお話を聞いて旅行プランの立て方を学び、おすすめポイントを巡る勝山の旅行プランを考え、発表会でプレゼンする予定です。
北郷地区は、イノシシやクマなど野生生物がよく出没する地域です。
生息する野生生物を調べることで、自然豊かな北郷地区に誇りをもち、共存・共生を目指す学習をしました。
野生生物による被害を減らす対策を調べ、畑に柵づくりを行いました。今後は、「北郷野生生物図鑑」を作成する予定です。