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令和4年度は「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、個別最適な学びと協働的な学びの在り方について研究を進めているところです。ICT機器を効果的に・効率的に使いながら、児童生徒が自ら学ぶための支援を行ってきました。また、児童生徒一人一人のよい点や進歩の状況を積極的に評価し、学習意欲の向上に努めています。各教科の学習と総合的な学習の時間の関連付けを図る中で、SDGsの理念を踏まえ、グローバル化・情報化が進む社会に対応した総合的な学力を育てていくために、より一層ESDを充実していくことが求められます。その目標に向かった各校の工夫と取組の一部を紹介します。
1,2年生は、平泉寺白山神社の見学・参拝や地域探検を通して、改めて地域を知る活動を行いました。3~6年生は、これまで行ってきた白山平泉寺発信活動(語り部活動)をよりわかりやすいものにするために、勝山市商工文化課の協力を得て、再度魅力スポットを巡りながら学びを深めました。
5年生は、勝山市の専門家を講師として招き、南校区の歴史、文化、ジオ、産業の角度から勝山市にはどんな魅力があるかを教えてもらい、実際に見学に行きました。
6年生は、環境について考え、未来へつなげるために何ができるかを考える活動をスタートさせました。
3年生は、勝山のいい所、自慢できる場所について、調べたり見学したりして、地図をつくったり、わかったこと気づいたことをまとめたりしました。
5年生は、ホタルが生息する地域について調査しました。
グループに分かれてホタルの体の仕組みや一生についてまとめ、発表しました。
5年生は、村岡町の食材を題材に、米づくりについて調べ、田植え体験を行いました。6年生は、「未来へつなげよう」をテーマに、村岡小学校の伝統であるミチノクフクジュソウの保全活動を通して、小原をPRする動画作成に取り組み、CMコンテストに応募しました。
1~3年生は、村岡町を探検し、村岡町をくわしく調べ、4年生は、妊婦さんが住みやすいまちづくりについて考え始めました。
1年生は、遅羽町を探検し、身近にある三室山やお寺(専勝寺)についてくわしく知る学習を行いました。
4年生は、遅羽町の生き物を探し回り、新聞にまとめて紹介しました。恒例行事の原始運動会は、地域の方との交流を考えながら準備を行い、成功させました。
3年生から6年生まで、野向町の歴史スポットについて調べ、新たに地元について詳しく知る学習を始めました。今後、そのスポットを巡りながら、地図や動画にしてまとめていく予定です。
また、地域の方の協力を得ながら、全校で野菜の栽培に取り組み、5,6年生は、稲の栽培や田植えの体験も行いました。
2年生は、「町のすてきを見つけよう」というテーマで、様々なところへ出かけました。その1つとして、地域を流れる九頭竜川で稚鮎の放流しました。
3年生は、荒土町内を探検し、自然や土地利用、周辺の環境について調べて、探検マップにまとめました。地元荒土のよさや働くことへの思いを学びました。
3年生は、鹿谷マップを作るために、県の環境アドバイザーをお招きし、バンビラインにおいて春の生き物の観察会を行いました。
6年生は、鹿谷の魅力についてグループで調べ学習を行いました。中でも史蹟に目を向け、歴史的な内容について探り、市の専門家からも詳しく教えてもらいました。
4年生は、北郷町のためにお仕事や活動されている「人」にスポットを当て、北郷町をよりよくするために誰がどのようなことを行っているのかを探り、北郷町のよさについて話し合いました。
5年生は、学校農園を守るために鳥獣害対策を行ったり、在来生物の梅花藻を保全するためにごみ拾いを行ったりしたことをもとにチラシを作り、地域の方にお願いをしました。