本文
勝山市は、「児童生徒が主体の楽しくわかる学び」の実現に向け、ICT機器の効果的な活用や授業改善等のさらなる取組を推進しています。
特に、個別最適な学びと協働的な学びの在り方について研究を進めながら、楽しくわかる授業づくりに努めています。その主体的な学びの一部として、ESD(持続可能な開発のための教育)を通した探究的な学習の支援を一層進め、予測困難な課題に立ち向かい、グローバル社会で活躍するために必要な自立する力、協働する力など多様な力の基礎を培っていきます。また、勝山市の歴史・文化・産業・自然を題材にESDを展開し、ふるさとへの誇りと愛着心を育てていきます。
それらの目標を達成するために取り組んでいる各校の様子の一部を紹介します。
地域への愛着と誇りをもつ生徒を育成するために、学年に応じた活動を計画的に行っています。
1年生は、蚕を育て、その繭を使って糸を採りました。
2年生は、本校の卒業生に来校してもらい、働くことの大変さや面白さを教えていただきました。
3年生は、CMコンテストに向けて、勝山の魅力を伝える作品作りに取り組みました。
2年生は「まちづくりカンパニー」を設立し、PR部・ふるさと発掘部・イベント企画部で活動をしています。
PR部は、金沢遠足の際、金沢駅で左義長を披露しました。
ふるさと発掘部は、地域で活躍している先輩方をお招きしました。
イベント企画部は、「野向とうもろこし収穫祭」と「勝山地区祭り」で楽しいお店を出店しました。
1年生は、「ようこそかがやきビト」をテーマに、地域のために活動している方々から活動内容や活動への思いを聞きました。今後、自分たちに何ができるかを考え次の活動へとつないでいきます。
2年生は、「職業質問会」を開催し、勝山で仕事をされている様々な職種の方々から仕事の内容や大切に思われていることについて話を聞き、働くことの意味について考えました。