本文
勝山市役所において「奥越明成高校生 市長と語る会」が開かれ、5人の3年生が「勝山市×奥越明成高校コラボプロジェクト」を発表し、山岸市長に自分たちの考えや思いを伝えました。
この提案は、「行政でできること、自分たちにできることを組み合わせ、よりよいものができないか」「各学科で学んできた専門的な技術や知識を生かし、自分たちの力で勝山市をさらに盛り上げたい」という思いで練り上げられたものです。
10年後、市の高齢者の割合は40%を超えると予想されている。これは足腰の悪い人や家からあまり出られない人が増えるということ。
そういった方々が毎日快適な生活を送れるように、高齢者の要望を聞き、段差の高さに合わせたスロープを作製、机やいす、愛着のあるものなどの修理に取り組みたい。
高齢者が快適・安全に生活できるように、若い力を頼ってほしい。
勝山バリアフリー化プレゼン資料 [PDFファイル/236KB]
勝山の祭りはにぎやかさが少ない。スキージャム勝山のように光を使うことで、人を集めることを提案する。
祭り会場までの街路樹や左義長の短冊などをイルミネーションで装飾し、町全体をお祭りモードにする。
お客さん自らが発電し、点灯する参加型のイルミネーションを作る。参加者には祭りで使えるクーポンを渡すなど、集客力を上げることも考えられる。
光は人を呼ぶ。光で勝山を明るくしよう [PDFファイル/364KB]
勝山市の観光資源をPRするポスターを作成し、夏なら恐竜博物館、冬ならスキージャムという観光客が集まる場所に展示する。
「次はあそこに行こう」と思わせることで、観光客が増えると思う。観光客を増やし勝山の町おこしや活性化につなげることができる。
たくさん集めろ、観光客プレゼン資料 [PDFファイル/285KB]
地元食材を使った、勝山の恐竜や左義長祭りをモチーフにしたレシピを、市内の飲食店に提供したい。
ケーキの上でかわいい恐竜が左義長の囃子をたたく様子を表現したり、まわりに左義長の短冊の色である緑色、黄色、赤色のホイップで装飾。
食べなれた食材の魅力を新しい形で再確認し、県内外の方に勝山の食材をアピールすることができる。話題になり、勝山の活性化にもつながるのではないかと考えた。
明成発 勝山ソウルフードレシピ開発プレゼン資料 [PDFファイル/183KB]
「勝山に住む老若男女みんなでわいわいご飯を食べたい」「地産地消を目指し、高校生が作る郷土料理を食べたい」という思いで考案。
勝山には密な関わりができる場所、郷土料理を味わえる場所が少ないように感じる。
高齢化により単独世帯が増加し、一人で食事をしている高齢者も多いのではないか。楽しい食事、豊かな食文化の再確認、自分の住むふるさと を好きになる、高校生が活躍、町全体のイメージアップなどの効果を期待できると思う。
明成食堂に集え、勝山市の老若男女たちプレゼン資料 [PDFファイル/413KB]
山岸市長は、「よく考えている」と感心し、実現に向けいる」と感心し、実現に向けてアドバイスしました。
始めは緊張していた生徒たちも徐々に慣れ、生き生きと発表していました。
勝山市は、今後も若者の意見が政に反映されるよう務めていきます。
生徒の皆さんからの提案や市長による講評の全文はこちらでご覧になれます。
奥越明成高校生 市長と語る会 [PDFファイル/353KB]
参加した生徒たちから感想をいただきました。