歳徳神・御幣・松飾り(ご神体)

歳徳神・御幣・松飾り(ご神体)

歳徳神

一、その年の初めに祀る神。
二、陰陽道でその年の福徳を司る神。
   この神のいる方角を恵方といい、年によりその方角は変わります。 「正月様」とも呼ばれます。
三、五穀豊穣を願う神。(五穀=米・麦・粟・豆・黍 )
四、この年の豊かな実りをもたらす神が人間界に降臨されたという古い民俗信仰

御幣

竹三本を組み、日の丸扇子・麻糸・紙垂(注連縄や玉串にたらす紙)・紅白和紙・水引きなどで結び合わせ、白扇を中央三か所に「歳徳神」と書かれた御札を飾りつけます。

松飾り(ご神体)

ご神体 各町内に建てられる松飾りは、中央に四メートルほどの松か杉の生木をたてて「心」とし、四本の松、もしくは竹を結んで四角錐に組み、櫓の正面にたてます。松飾りの頂上には日の丸扇子などで飾られた御幣を取り付けます。
松飾りの中央より細竹二本を左右斜めに掛け合わせ、高く延ばし、その先端葉先より扇三本を細紐に順次垂らし、一番下に紅白の房がついた三角形の火打ち(燧)袋を飛鳥のごとく飾りつるします。
二つの火打ち袋はドンド焼きの前に外されて、区長と年番が持ち帰り、魔除けとして門口や玄関などに翌年までつるされます。

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