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令和元年9月臨時会招集あいさつ

印刷用ページを表示する 更新日:2019年9月2日更新

 本日ここに、令和元年9月臨時市議会の開会にあたり、ご挨拶を申し上げます。

 

 議員各位には、このたび執行されました第17回勝山市議会議員選挙において、当選されましたことにお祝いを申し上げます。これからの4年間、市民の負託に応えられ、勝山市の発展と市民福祉の向上に全力をつくされますことをご期待申し上げます。

 

 さて、議員一人一人の活動は、市民の多様な意見の的確な把握に努めるとともに、個人若しくは団体の意向に捉われず、市民全体の福祉の向上を目指して、積極的に政策判断、立案、及び政策提言を行っていくことがその要諦であります。このことは議会を構成する議員の本分であり、その趣旨と精神においては、執行機関である市長と同じであると考えます。

 例えば、ヒマラヤの高い峰々仰ぎ見て、その頂上を目指す思いは同じであっても、登攀ルートの選択、装備、時間配分などの計画は、それぞれの登攀者の判断によって異なります。これと同じように、執行機関と議会は、市民福祉の向上という目標は共有していても、その具体的方策について、多様な考え方があっても不思議ではありません。その目標へのベクトルを一致させるため、お互いの考え方を討議検討して結論を得る場が議会であります。

 この根底にあるものは地方自治法が規定する地方公共団体の事務として規定されている地方公共の秩序の維持、および住民の安全、健康、福祉の保持であり、さらにはその持続的発展であります。勝山市では、現在、この本旨にのっとり、平成23年度に策定した「第5次勝山市総合計画」に基づいて長期的な展望に立って施策を進めています。

 

 本日、新たに勝山市議会が構成されるにあたり、議会と行政が市政推進の両輪となり、建設的な議論を通して、時代の変化を的確に捉えた施策を構築して、今だけではない未来に向けて持続発展する「小さくてもキラリと光る誇りと活力に満ちたふるさと勝山」の実現にさらなる力の結集をはかっていきたいと考えているところです。

 以上、所信の一端を申し上げご挨拶といたします。