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令和4年度 第4回勝山市立中学校再編準備委員会

印刷用ページを表示する 更新日:2022年12月15日更新
  1.  開催日時 令和4年11月25日(金曜日)午後7時〜午後9時

開催場所 教育会館 第1研修室

協議内容

基本計画(案)に係る追加・修正

新中学校の学校像(案)

第3回の準備委員会で示したものから、ワーキングチーム会議、専門部会でさらに内容を精査していただいた、新中学校の学校像(案)について説明しました。

  1. 目指す教育 −新中学校を勝山の核として−
  2. 目指す学校像
  3. 目指す生徒像 4つのC
  4. 連携型中高一貫教育を生かした特色ある教育内容
    (1)探究的な学習
    (2)高校教員によるアシスト授業
    (3)ライフデザインタイム
    (4)生徒主体で進める学校行事・特別活動・部活動
    (5)ICT環境の充実と効果的活用
説明内容に対する意見・質問
  1. 子どもが中学校3年生で、進学にあたって中学校の方からいろいろな学校の紹介をいただいているが、このような姿勢は今後も続けていただけるのか
    →中高連携はみんなが勝高に行きましょうというスタイルではない。中学卒業後はどの高校へ進学しても自由だし、キャリア教育もしっかり充実して進路選択の幅を広げていく
  2. ワーキングチーム会議では、勝山に生まれた子どもが誕生してから成人を迎える18歳まで市民の協力のもとに子どもたちが育っていく環境をつくるという気概や思いを示さないと理解いただけないという意見を述べた。また、中高を併せることで選択肢を狭めるとか限定するのではなく、勝山にいたほうが有利だというものをいかに作れるかが我々に課されている使命ではないかと意見を述べた

ZEB

新中学校の施設に設ける環境配慮や省エネルギーについては基本計画の素案の中で記載していましたが、さらに踏み込んだ環境負荷エネルギー削減の内容を追加記載する提案を説明しました。

  1. 背景
  2. ZEBとは
  3. ZEBの定義
  4. ZEB導入事例
  5. 新中学校におけるZEB化の検討
説明内容に対する意見・質問
  1. 豪雪地帯を色付けして表示しているが何か基準が変わるのか
    →豪雪地帯では暖房などを使う省エネルギーはZEB化に難しい技術が必要でそういった施設は少ないことを表したもの。勝山市も特別豪雪地帯だが検討していきたいと考えている
  2. 冬場に太陽光が発電しづらいという問題もあるのか
    →太陽光についても積雪の問題がある。研究して検討していきたい
  3. せっかく学校でやるのなら中学生にZEBというものを理解してもらい地球環境を考えるきっかけになればいい
  4. エネルギー削減のために暖房禁止ということではなく、今の状態で使いながらエネルギーを削減していこうという考え方。教育に使っていくことでSDGs、環境問題にもつながっていき探究的な学習にもつながっていくと思う

地下通路計画

前回の準備委員会で委員から指摘された心配なことについて、これまで検討していることを説明しました。

  • 検討の結果、新中学校の校舎を勝山高校のグラウンドの一番北側の校舎よりが最適地という方向性になった。体育の授業や部活動でジオアリーナを活用するため、ジオアリーナまでのアクセス、移動時間をできるだけ短くしたいということから地下通路を検討することとなった
  • 市内一円から学校の方に運行するスクールバスや保護者による自家用車での送迎を考えると、市営駐車場では子どもたちの安全性や交通事故などが心配であることから、ジオアリーナの方に発着場を移動することとなった
  • 授業や部活動で内履きのまま移動することもあるので、ジオアリーナの後側に地下通路の出口をつくりピロティなども設置して雨雪に当たらずにジオアリーナに入れるように考えている。
  • 大雨になったら水が浸水するのではないかという意見があるが、水害対策としてジオアリーナの駐車場には調整池があり、水が一気に増水して下流に流れるのを防いでいる。また、ジオアリーナの後側にある勝山新大用水については、大渡から流れてくるまでに水門がありそこで管理している。ジオアリーナ建設時に大用水を改修し、これまでは大用水が溢れるという事例はないと聞いている。そのほか、現在、サンプラザの前から郵便局の方まで大蓮寺川の地下放水路の工事をしており、令和6年度に完成予定と聞いている。これが完成すれば治水対策がさらに充実すると考えている
  • 地下通路の防災防犯対策として、地下通路が浸水する可能性も考慮し、浸水を防止する止水板などの整備も検討したい。地下通路の中についてはカメラやセンサー、インターホンなどの防犯監視システムを設置し、常に監視、確認していく体制をとる。ただ設置するだけではなく警察などと連携を密にし、ソフト面でも充実したい
  • 地下通路の幅5〜6メートル、高さ3メートルと圧迫感がない空間として利用できるように配慮している
説明内容に対する意見・質問
  1. 地下道についてはものすごく甘いという感じを持っている。8月4日の水害では朝7時半には九頭竜川は正常だったが、3時間後にはグラウンドまで40センチぐらいであった。大雨が降った場合には弁天グラウンドが全部水浸しになることが間違いなく起きる。ジオアリーナが建つ前に、地下道から上がって玄関を作るところはちょうど新大用水のトンネルから猿倉に行く川で以前にも大雨漏りしている。やるのならジオアリーナの中から地下道を通す方法でやってほしい。
    →災害がもう起きないと思っているわけではない。8月の大雨のように想定外という言葉が当たり前のようになっている状況なので、万全を期していくという意味で、今の段階ではこういうことを考えているということである。ジオアリーナの中に直結するということも検討したが、構造上難しい。
  2. 上履き帯と土足帯とあるがジオアリーナに直結しているように見られる。校舎側はどのような感じになるのか
    →校舎側も直接校舎に入るレーンと外に出て玄関の方に向かうレーンを今の段階では計画している
  3. 直接の場合だと上履きの状態で濡れずにジオアリーナに行けるという認識でよいか
    →そのような認識で大丈夫だと思う
  4. 道路の下を抜けた後もトンネルが続いているのか
    それ以降は廊下型の施設になると思うので、そこから校舎に向けて入るので、基本的には上履きが濡れずに行けるような形をとっていきたい

スクールバス(直行方式案)

スクールバスの運行方式について、直行方式案を説明しました。

  • PTA部会では当初、市の公共交通計画をもとにハブ方式で議論していましたが、その結果、直行方式を考えた方がいいのではないかという意見をいただいた
  • 事務局で直行方式の案を作成し部会で議論いただいた結果、もっと停まる場所を増やしたほうがいいという声もあった
  • 部会として、今後は直行方式について進めていくことになった

説明内容に対する意見・質問

  1. スクールバスがジオアリーナに入るなら、車の量を事前に調べてほしい。昨年の7月に1時間の間に勝山郵便局の交差点に顔を出した車を調査した。1時間で学校の子どもが行く時に800台の車が顔を出した。

議事録・資料

議事録 [PDFファイル/247KB]

レジメ [PDFファイル/32KB]

資料1 新中学校の学校像(案) [PDFファイル/183KB]

資料2 ZEBについて [PDFファイル/1MB]

資料3 地下通路計画 [PDFファイル/897KB]

資料4 スクールバス(直行方式案)について [PDFファイル/75KB]

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