開催日時 第3回 令和4年7月13日(水曜日)午後7時〜午後9時
第4回 令和4年7月22日(金曜日)午後7時〜午後9時
開催場所 教育会館 第4研修室
第3回および第4回施設整備部会では、主に勝山高校の特別教棟の共用についての検討と、新中学校の各教室等の配置および動線などの観点からAからDの4案をお示しし、それぞれのメリット・デメリット等について検討しました。
ただし、この4案については今年度策定する基本計画に盛り込むべき新中学校の機能等の使用を決めるためのたたき台であり、いずれかの案に決定するものではありません。
第3回協議内容
特別教棟(案)


※クリックで拡大(この案は勝山市の要望であり、今後県と協議していきます)
勝山高校の特別教棟に関して検討案を説明
- 美術室は作品制作の関係上、複数の部屋を設ける
- 音楽室は複数の部屋を設け、吹奏楽部の活動場所も併せて検討
- 書道室は高校の授業で必要になるが、礼法室を使用していないのでそこへ移動
- コンピュータ室は、高校で情報の授業があり、共通テストにも関係するため必要になるので、他の教室設置も考慮して2階に移動
- 理科室は高校で物理・化学・生物の実験室、中学校では最低2つの実験室が必要。講義室を中高共用の探究的要素を含んだ部屋とすることを検討
- 調理室、被服室は授業時数が少ないため中高共用で使用
委員からの意見等
- 過去5クラスの学校で理科室が2部屋だった。本当に3部屋欲しいのかと思った
- 中学校は学年集会をするのでホールが必要。5クラスが前提だから正方形っぽい部屋がほしい。暑さのことを考えると体育館では不十分なことがあったりする
- 壁を抜いたりできると正方形の部屋をどこかに作ることができるのではないか
- 音楽室について2部屋を考えているが、一つはグランドピアノを置いて、一つは電子楽器等という部屋にして、中高こだわらずに機能によって使い分けるやり方もいいのではないか
- 吹奏楽練習室が中学生の方が人数が多いので音楽室の部屋を練習室と変えてはどうか
- 教室が広い方がいい
- 2階に地学室があるが理科講義室と実験室に恐竜関係の勉強もできるような機能を持たせるといいのではないか
- 可能なら技術室を区切って準備室を作ると他の部屋として活用できるのではないか
新中学校校舎(案)
地下通路の中を上足ラインと下足ラインに分けることを検討
駐輪場や職員駐車場を検討
委員からの意見等
- 吹奏楽部は100人という話が出たが北部中は選択肢が少ない。他の部のところへ行くかもしれない。そうすると吹奏楽部の人数は北部は3分の1になるということで、吹奏楽部が多くなることも分析が必要
- 中学校と高校が交わらない方がいいのではないか意見が出て特別教室も交わらないような一貫性を持たせた方がいいのではないか
- B案は玄関が一番いい。どちら側からも入ってきてどちら側の校舎にも行ける。もう少し玄関の改造が必要かと思うがそこが一番いいのではないかと思う。
- 教室を廊下をはさんで向きあわせで作り壁を抜けるようにすると、教室をくっつけた正方形のスペースができる。ロッカーは両側の窓側にくっつけておけば、学年がそこに集まっているので支持も出しやすい
- 生徒玄関の上まで正方形のような形で作れば、メディアスペースも多目的ホールも大きくとれて使い勝手が良くなる
- 特別支援教室は、人数が8人までなので、壁が自由に動くようにしてやれば、人数に応じていろんな使い方ができる
- 特別教室の隣に相談室があったほうがいい
- 4階建ては使い勝手が悪い
- D案のダブル玄関は中学校の今の様子を見ると玄関でいろんな確認をすることが多いので難しい。ダブル玄関にするなら、内ズックをはかずに例えば教室の前に下駄箱を作って内履きを別に用意する工夫が必要
- A案について、1階で管理諸室と普通教室がつらなっている。普通教室と教員のスペースが別にあったほうがいい。もっと言えば階が違うほうがいい
- トイレの数がどの階にも複数必要
- 給食の搬入が厳しいのではないか
- 特別支援学級は普通教室より離れたところ、あるいは階が違うといい
- B案は、高校生がジオに行くのは大変不便。上履きで行ける動線が中学校の校舎を通らないといけないので、部活動などでは中高生が使うので、高校生の動線をもう少し考えてほしい
- 1階の玄関を少し下げることによって、ここに図書のメディアセンターが持ってこれて2階のほうにオープンスペースで繋げることによって吹き抜けみたいなメディアセンターができる
- 中学校の玄関が綺麗なのに高校の顔の玄関が今のままだと寂しいので、県の領域だが、ここの改修も合わせてやって玄関もきれいにして、これ全体がメディアセンターと多目的で使えるようにする
- C案について、4階にしたことによって、教員スペースと生徒スペースが分かれている。片廊下の建て方になるので、今の校舎と同じだが、教室の横の廊下は全部壁を取って広いスペースで学習ができる。こちらの方が廊下が有効的に使えるのではないか
- 4階案のいいところはメディアセンターと多目的ホールの形が正方形で細長くならない。子どもたちの学校生活がスムーズに行く気もした。ただ、本当に4階まで行くのが大変でそれが一番の問題
第4回協議内容
ゾーニングによる比較
検討A案、B案、C案、D案について、
- 昇降口
- 動線
- 学習環境
- 特別教室棟との関係
- メディアセンター・多目的室
- グラウンド
にゾーニング(区分)し、これまでの意見をまとめて比較したものを説明。
委員からの意見等
- 説明の中でA案と比較してという文言があったが何案と比較してという言い方ではないほうがいい
諸室の機能
- 新中学校校舎に作る諸室について機能を紹介
- 特別教室棟の諸室について機能を紹介
委員からの意見等
- 普通教室についてコロナ禍を経ての広さに対応する必要はないのか。現在の中学校は空き教室があるので少人数に分けて対応ができている。現在の教室に 34 人ぐらいが入ってコロナ禍の中で給食を食べさせるのは管理する人間としては難しい
- 会議室は必要ないのか。外部から人が来た場合や校内研修会などは多目的室を使うのか
- ジオアリーナにもいい会議室がある。調整もあるが使えるようになれば駐車場もあり便利になる
- 必要なものをきちんと作るべきだし会議室も必要なら作るべきだし教室も十分な広さをとるべきだと思う
生徒玄関を建て替える案
検討A案、B案について、下記のように置き換えた場合の案について検討。
A案:玄関西側
- 1階に管理諸室、2階に1学年、3階に2学年分の教室を配置
- 多目的室を2階、メディアセンターを3階に配置
A'案:玄関西側
- 職員室と給食室を中庭側にして各階に各学年の教室を配置
- 多目的室・メディアセンターを並べて配置し2,3階吹き抜け
B案:玄関背中合わせ
- 1 階に管理諸室、2階に1学年、3階に2学年分の教室を配置
- 多目的室・メディアセンターを並べて配置し2,3階吹き抜け
委員からの意見等
A案
- 2つの学年が同じ階にいるのはどうか
- 高校生がジオアリーナに行くにはこれとA’案が一番行きやすい
- 給食の搬入が厳しい
- トイレは各階に複数必要
A'案
- 給食室は搬入のことを考えると車がつけやすい場所がいい
- 相談室は保健室の隣がいい
- 特別支援の教室はくっついて配置してある方がいい
- 各階に多目的トイレがあるといい
- 通級の部屋は教室の近くがいい
- 教室が向き合うようにして4つの教室が仕切りをとって正方形のように広くなるようなことも考えてほしい
- 玄関は勝山らしさが出るものやインパクトのあるものがいい
- 職員室が独立しているのでいい
- 1フロアに1学年はいい
B案
- 多目的室・メディアセンターを1,2階吹き抜けで明るくする
- 考え方を逆にして3階に多目的室、2階にメディアセンターとする
- 生徒玄関を下げて正方形的空間にするとよい
- 渡り廊下は広い方がいい
- 2学年をならべる場合を考えると間にクッション的な空間があるといい
- 学年指導室があるといい
- 玄関を大きくとってエントランスホールとして購買のようなものや地域の方が講師として入って来られた時の居場所としてラウンジ的なものができないか
- 1階をピロティにしているので屋根のある外になって雪の多い地域にはいい場所になる
- 校舎の2階以上の廊下を広げて1階をひさしがわりにすると広いピロティができる
- 渡り廊下も南部中の多目的廊下のように8m近くあるとそこもピロティになるし子どもたちの集まる場所になる
- 多目的室とメディアセンターが両方吹き抜けだが多目的室を2階と3階と2つにしてはどうか
- 3学年が集会をする場合、この多目的室2つと音楽室を利用することができるし学年でご飯を食べる場所としても活用できる
議事録・資料
第3回議事録 [PDFファイル/157KB]
第3回レジメ [PDFファイル/28KB]
第4回議事録 [PDFファイル/136KB]
第4回レジメ [PDFファイル/25KB]
資料1 新中学校の学校像(素案) [PDFファイル/123KB]
資料2 勝山高校特別教等、新中学校校舎の概要(案) [PDFファイル/5.24MB]※この案は勝山市の要望であり、今後県と協議していきます
これまでのワーキングチーム会議での意見抜粋 [PDFファイル/100KB]
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)